シルク・ド・ソレイユに興味があったわけではありません。今までサーカスなんてものにそんなに面白いと思ったこともありません。ただ、これだけはハッキリと違うレベルの演目だと思います。それが、
KURIOS
あのねえ、世界観がまるで違うんです。細かいところまで考え抜かれているわけですね。
とはいえ、そんなロンドンまで来なくてもいいじゃないか、またもうすぐ夏になったらベルギーで公演するって噂なので、今年は夏にヨーロッパに行こうという計画だったわけで、それまで待てばいいわけですよ。
しかし、
シルク・ド・ソレイユの演目なのにテントじゃないんです!
ここは、ロイヤルアルバートホールといって、女王の夫ために建てられた建物らしい。なんとも外観の素敵な建物ですよね。まさにKURIOSの世界観とマッチしている!
これは一見の価値がある…うーん…夏に行くつもりだったのに…
と悩む間もなくロンドンに来てしまったわけです。それぐらいこの場所には意味があると思いました。
舞台装置と建物の雰囲気がとても会っているわけです。
いやあ、これを見ずにはKURIOSを語れない。
そう思ってしまった私たちは、今ロンドンにいるのです。