ロンドンに来たのは3回目なものですから、もう有名どころの観光地に行くことはまずありません。なので、バッキンガム宮殿とかトラファルガー広場なんかを期待してた人にはゴメンなさい。これから先、そんな景色のご紹介は全くありません。
じゃあ、毎日何をしているのかと言いますと、ロンドンにあるマーケットをうろうろしています。
ロンドンの古い街並みや歴史を感じる名所旧跡も良いのですが、流行の最先端でもあるロンドンで最新の情報を集めるには、そういう人が集まるところに興味がありまして。
いま、何が流行っているのか、どんなサービスがあるのか、素人ながら色々見てみようというわけです。
まず定番のコベントガーデン。もはやここは観光地と言っても良いですね。
ここは12年前にも来ていますが、その頃に比べて人通りが少ないように感じます。
地元の人が来ているという感じじゃないのかもなあ。
次に立ち寄ったのは、スピタルフィールドマーケットです。
ここは人でいっぱいでした。日曜日というのもあってか、たくさんの人であふれていましたねえ。
この移動式のピザ窯には驚きました。
ピザって、日本の我が基地(私設キャンプ場のことね)でもよく焼くんですが、やっぱり強い火で窯で焼くと美味しいんですよね。
宅配ピザのオーブンで焼いたものとは違う美味しさがあるんです。なので、こういう移動式のピザ窯というのも面白いなぁ。
そこから少し東に歩いて、次のアップマーケット。
ここはどうやら土日だけ開催されているようです。
ここでも、食べ物を売っているお店がたくさんありました。
どちらかというと、ロンドンの人に向けた外国からの食べ物などがたくさん出店しています。なので、本当に現地の人向けなのでしょう。
日本の串カツもありました。
ここまで来て日本食を食べなくても自炊で十分ですのでスルーですけどね。
BRICK LANE はロンドンの若者の街というイメージでしたねえ。
とにかく壁の芸術的な落書きが上手すぎる。これは消せないわ。
よく見ると、絵が描いてあるだけでなく髪の毛の部分には何やら植物の葉が貼り付けられているのが分かりますよね。これ、もはや創作物として保護されているんじゃないだろうか。
そして最後に訪れたのがボローマーケット。
ここはちょっと観光客向けだったかもな。もちろん生鮮品が多いので現地の人もたくさんいるけど、パエリアが有名だというので並んだら観光客ばかりだったし、パエリアの味は濃いしベチャっとしていてあんまり好みではないかも。まあ、エビをオマケしてくれたから許す。
こうして、いろんな市場を回るというのも、現地の暮らしが見れて楽しいもんです。
そしてオマケ。
これからの時代のマーケットはこんな形になっているのかもしれません。
店内の商品をカゴに入れて店を出るだけ。会計も必要ありません。全て天井についているカメラでチェックして会計は自動的に済まされる仕組みですね。
やってみたかったけど、勇気が無かったわ。どうしても万引きしてるようにしか思えないんだもん。