基地に小屋を建てると決めた時から、ずっとやりたかったことがこのブリキの看板でした。
「やっぱり小屋と言えば看板だよね?」
「そうなの?」
「だってさ、田舎の田んぼの近くの道路沿いに必ず小屋があってさ、必ず看板がついてるじゃ〜ん」
アウトドア派の人だったらわかってもらえると思うのですが、高速道路を降りて国道を走って山の中に入っていく時に、緑色に広がる田んぼを横に見ながら、国道沿いにある建物の壁に看板がついているのを見て、いつも、ああ田舎に遊びに来たなあ〜という実感が湧くというわけです。
錆びたトタン屋根すらカッコよく見えちゃうあの雰囲気に近づけたいと思ったわけですね。
「だからさ、小屋にも看板付けたいんだよね」
「いいんじゃないの(興味無し)」
「え?看板ってそれ?」
「うんそうだよ」
「ダメです!」
光速で却下されました。田舎で生まれ育った人にとっては、そんなことにお金をかけるなんて、あまりにもバカげたことらしい。
「それならどんな看板だったら良いのよ。これ?」
「だから、ダメだってば!」
うーん…都会で生まれ育った人間にとっては、この金鳥の看板とかボンカレーのお姉さんとか、すごく憧れがあるんだけどなあ。
「もう少しさあ、おしゃれなものにしてよ」
というわけで、ブリキの看板になったわけですね。
特に三の丸のキッチン棟に、食べものに関係した建物なんだよ〜って分かるように、食事が楽しくなるような看板をつけました。
本当はこんな感じにしたかったんだけどね…
とりあえず、写真加工だけで楽しんどこっと。
こんなのもあるよ
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