セブ島も3日目に入りました。おはようございます。はてさて私たちと言えば何しろ現地の人がどんな暮らしをしているのかを知ることが大好きでありまして、まずは必ずと言っても良いほど、一度はファストフード店へ行きます。
この日は食事がまだという事を説明したら、送迎に来てくれた人が早速、ドライブスルーへと案内してくれました。ところが、
ん?マクドナルドじゃなくね?
そしてなんだこの見たことも無いキャラクター!
Beeっていうぐらいだから、蜂なんだろうけども。それにしてもコロッケがモノマネしたみたいな口角の上がり方じゃあないか。
いったい何者なのか。そんなことはどうでもいい。腹が減りました私は!
良い感じのパッケージではある。が、パスタは茹で過ぎだ。チキンはわりと美味しい。いけるいけるよ!辛さも選べるようです。
その日はタマタマかと思っていましたが、その次の日にショッピングモールへ出かけてまた同じ店を発見!
さらにはドライブしていると、いたるところでこのキャラクターの顔を見ることになったのです。だんだんジワジワと来てるなあ。
それで少し気になって聞いてみた。
“このJollibeeって有名なの?”
“もちろん有名よ。みんな知っているわ。フィリピン中にたくさんお店があるのよ”
“マクドナルドみたいなものだね?”
“ははは!マクドナルドなんて足元にも及ばないわ。Jollibeeの方がみんな大好きよ”
なんとフィリピンではマクドナルドよりも有名で店舗数も多くて人気があるファストフードチェーンだったのです。ビックリしました。アメリカ文化のフィリピンのはずなのに、マクドナルドを打ち負かすご当地食だなんて!
「マクドナルドが負けてるらしいよ?」
「ホントに?そんなにすごいの?」
「まあ、確かにここに来るまでの道のりでも何度も見かけた気がする…」
「そうなんだ〜まるで北海道の大泉洋みたいなもんね」
「はい?」
北海道では無敵の大泉洋という怪物がいるから、お笑い芸人が北海道ではなかなか人気が出ないと嘆いていた吉本興業みたいなもんじゃあないですか、という意味らしい。
現地の人にウケる鶏肉で甘い味わいが人気なんだとか。それで、マクドナルドも負けじと鶏肉ご当地メニューを開発していたんですね。少しだけだけど。
なるほど。恐るべしマクドナルド。どこへ行っても現地文化に溶け込んでいくんですなあ。
日本でいうと照り焼きバーガーか月見バーガーみたいなものですね。現地の味に沿ったメニュー開発を進めているのでしょう。
しかし、フィリピンではJollibeeには勝てないようです。
そして私たちは、あるところでこのJollibeeとご対面することになるのです。
それぐらい、地元では子どもたちに大人気のキャラクターなのでした。
ゆるキャラとは思えない動きがキレッキレじゃん!?
何故こんなところに出くわしたのかって、そのお話はまた後ほど。