次の日の朝食はACQUA(アクア)へ。CEBU#06

次の日の朝食は昨夜のTIDESではなくてオーシャンウィングのイタリアンレストランACQUAへ。これは期待してなかったから、ハードルが低めだったのかうんまあ美味しく頂けたという感じです。どうしてもバリのムリアと比較してしまう私たち。(ハワイと比較はできません…だって自炊だもん。詳しくは「ハワイ献立集。『旅は自炊』がモットーの炎の料理人が語ります」を読んでね)

しかし、ACQUAは夜はイタリアンレストランと言うだけあって、ピザ釜も設けてある本格派でした。まあそのピザのお味は…えっと…その…子どもは大好きで食べていました。

でもTIDESに比べればまだぜんぜんOK。

「うん、これは美味しく食べられるわ」

「そうだね、悪くないね」

確認し合いながら朝食ビュッフェの料理をひとつづつ味わっていきます。うん、美味しいね、合格だ〜とか言って確かめながら。

「高級ホテルにむかってどれだけ上から目線なんだよ」

「いやだって、旅の楽しさの半分以上は食事で決まるの。それ以外の楽しみなんか無いんだもん」

観光とか別にしたいと思わないんですよねえ…本で写真を見てる方が楽チンですしね。あれは数年前にミラノに行った時だったかな、最後の晩餐を見たのですが、あんな建物の中の壁画だなんて思わなかったし。美術館もそうなんだけど、チケット買ったり並んだり、保護のためにアクリル板で絵画をカバーしたり、観光スポット化しちゃうと、ありがたみが減るというか…

こんな旅行記のblog書いてる割にはつまんねえ奴だな、と皆さんお感じになると思いますが、はい、自分でも呆れるぐらい「つまんねえ奴」です。


先日、大阪でキャンピングカーショーが開かれた時のことですが、久し振りに大阪のミナミに出て商店街を歩きました。最近はミナミも観光地化しています。歩いている人はほとんど観光客です。

そして恐ろしいことにドラッグストアが商店街にどれだけたくさんあるんだというぐらい、数十件も並んでいました。不景気だった数年前まではパチンコ店がズラリと並んでいたのに、いまは健康食品や化粧品ばかり。

観光地化するってこういうことなんだな、とたくさんの日本人も実感したんじゃないかな。