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ブードルファイト(boodle fight) CEBU#10

その日の夕食はどこに行くかと聞かれて、写真を見せてもらって選んだのがThe Marketというところ。最近できたらしい。言うなればフードコートみたいな感じで、屋外に屋根だけがある構造でした。(また昨日に引き続き食べ物の話かよって思ったそこのあなた!だから食べることが旅行の楽しみの大半だって言ってるでしょ!)

車で来たので、店の奥の駐車場に停めて、裏口から入っていく感じ。正面に回って、こんなアートな入り口だったとは気付かなかったなあ、と写真を撮る。

入り口を入ると、いろんなお店が周囲を取り囲んでいる。そのお店の看板が道しるべのように掲げられていました。たぶん、お店がある場所を表しているんでしょう。

しかし、夜だというのにとにかく暑い。日本にいた時の秋の気配がまったく感じられず。

フードコートとは言っても、屋外の屋台村みたいなもんだから、みんな暑いと思う。

“何を食べますか?”

“さっき好きだと言ってたシーフードはそのお店だよ”

そう言いながら親切にも案内しようとついてくるので、

“あ、ひとりでぐるっと回ってくるので大丈夫だよ”

と席に戻ってもらい、店内を一周。

確かにこのシーフード、美味しそうな感じ。

なんだ?このラーメンの撮影スポット!インスタ映え狙いかな。

いろいろ見た挙句、少し気になった店の前で立ち止まっていると、また近付いて来てくれて

“これにする?ブードルファイトって言うんだけど”

“ああ、みんなでワイワイ食べられそうね”

“これは手で食べるんだけど、大丈夫ですか”

“ヘェ〜そうなんだ!もちろん大丈夫だよ!”

手で食べるというから、ああ、インドカレーのような文化なのかな、と思っていたのだけれど、これを後で調べるとフィリピン軍隊式食事法なんだそうな。

それが広まって、パーティなどでも行われるらしい。boodleは仲間という意味でfightは戦うだから、みんなでやっつけよう!という意味かな。

うん、それは面白い!

“このお店は、観光客ではなく地元の人が食べに来ているんですか?”

“そうです。ほとんどがこのセブシティの人ですね。海外の人はいないわ”

“そういう所に来るの、大好きです”

感謝して、みんなで食べました。

手で食べると言っても、そこはもう文明人ですので、ビニール手袋を使ってです。

“うん!美味い!”

特にこの豚肉が美味しいなあ。このタレはなんだろう?

“このソースは何ですか?”

“醤油と酢です。そこに唐辛子を入れます”

なるほど、美味しいはずだわ。味付けとして私たちの好きなものばかりじゃん!

さらにもう一つ美味しかったのがこちら!

ホタテのバター焼みたいですが、味付けは甘いチーズ味。

あまりに美味しかったので、写真撮らせてとお願いしてお店の写真をパチリ!

ごちそうさまでした〜

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