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KURIOS(シルクドソレイユ)にハマる

さて、名古屋にどうして向かっているのかと言いますと、実はここ最近サーカスにハマっているのです。うーん…シルクドソレイユをサーカスと呼んでいいのか少しばかり悩みますが、まあ、その発展系だと思ってよいでしょう。

夜になって照明が点灯された看板。

サーカスと言えば、アクロバティックな演技と、ピエロ(最近はクラウンというらしいけど)の笑いを誘う動き、そして動物を使った演目などがありましたが、今ではその動物は皆無です。おそらく、動物愛護の観点から、そのような演目はまったく姿を消したのだろうな、と思います。

シルク・ド・ソレイユは、ラスベガスで常設会場があるぐらいに人気のあるサーカスでしたが、今まであまり見たことはありませんでした。2年に1度ぐらい日本にもやってきていろんなテーマで演技が披露されるのですが、アクロバティックな危険な演技に「すごいなあ」とは感じるものの、そんなに芸術性を感じるということはありませんでした。

しかし、このキュリオスは違いました。

Eテレでよくやっている「ムジカピッコリーナ」という番組を想像していただけると伝わるかなと思いますが、あの世界観です。デザイン性というところに重きを置いて、危険な演技そのものをアピールするのではなく、その演技の美しさを表現するというところが、今までの作品よりも優れていると感じます。

今までも幻想的な演出はありましたが、幻想的であるがゆえになんとなくボンヤリしていて、現実離れし過ぎている感想でしたが、キュリオスはキャラクターがはっきりと前面に押し出されていて、それぞれに個性を持っています。

点灯されたKURIOSの文字がHYMERくんに反射してキレイ!

詳しくはここにキュリオスのサイトをリンクしておきますので、そちらをご覧ください。ちなみに、私たちはDハツの回し者でもないですし、Fテレビの関係者でもありません。純粋にこの演目を見てその素晴らしい世界観に感動しただけです。

会場はナゴヤドームの駐車場にあります。

ナゴヤドームに来るのも初めてなのですが、いまは野球シーズンではないので、人はほとんどいません。隣にイオンモールがあるのですが、そちらで食事をしてから会場へと向かいます。

サーカスのテント。ビッグトップというらしい。

実は、禁断症状期間中にその時間を埋めてくれたのもこのKURIOSでした。まあ、こんなことを言うと笑われるかもしれませんが、車で走って名古屋まで行き、見る価値はあると思います。

テントの中に入ると思いっきりダイハツの車の展示が…これはちょっといただけないかな

テント内にはグッズ売り場もありますが、簡単な飲食店もあります。これがすべてテントでできていると思うと、なんだか基地にも活かせそうなアイデアが…

舞台装置の写真。終演後に写真を撮影することが許可されます。

演出としては、ワクワク感という言葉が適切かな。以前は、神がかったアクロバットが前面に押し出されて、それが幻想的な雰囲気で行われるという演目でしたが、キュリオスはずっと演じている役者さんの顔の表情が変わって人間味が溢れるところが親しみやすい。その上で、何をするのかなニヤリみたいな表情で演技をするので、ワクワクしちゃうわけですね。

記念写真をパチリ!

名古屋は空いているので、当日券でも最前列に座れますしオススメですよ〜

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