四国霊場八十四番「屋島寺」ミステリー坂は写真で伝えにくい!

屋島といえば那須与一の扇の的でしょう。この扇を射抜いてみよと船の上に掲げられた日の丸の扇。それを馬上から見事撃ち抜いたのが那須与一(なすのよいち)という源平合戦のお話は有名ですね。

そんな屋島の頂上には屋島寺がありますが、昔はケーブルカーしかなかったところを、高松出身の官僚が地元に帰って地域の発展のためにドライブウェイを作ったんだそうな。


その屋島寺の中は広々として、いろんなお堂がありました。そしてロウソクに火をつけて祈祷みたいなのするところ、お寺にはよくありますよね?

そのロウソクを売っているところを見てクスッと笑ってしまいました。


何が可笑しいのかって?ちょっと写真では分かりにくいですね。ロウソクの売れ行きです。

そこからこのお寺に来る人たちのプロファイリングが出来ました。


安産と子宝と合格祈願については売上ゼロ。こちらのお寺に来られる方々はもはや、そのような子どもに関係したことを希望される方では無いようです。つまり自分は子どもではなくまた子育ては終わったようだと。

次は病気が治りますようにはあまり売れていないのに、健康でいられますようにというのが売れています。この方は健康な人のようです。そりゃ四国霊場参りをするぐらいだから、病気はしていないのでしょう。

交通安全と商売繁盛がちょっと人気があります。八十八ケ所無事に事故にあわないようにということなんでしょう。そして長い時間をかけて四国全土を回れる時間に余裕のある人ですから、自営業なのだと推測されます。


先祖供養と家内安全も少しだけ売れてます。お寺なので少しは家族や先祖のこともお考えのようですが、とはいえそれほど悩んではおられないようで、一番の悩み事は次のダントツ一番人気のロウソクに現れていました。


ぼけ封じ(笑)

この方は、これからぼけるんじゃないかと心配しているようで、それだけは絶対にイヤだという自尊心をお持ちなようですね。

ロウソクからも世の中のことがよく見える…そんな統計が現れていました。

屋島ではミステリーゾーンというのが有名ですが、こればっかりは現地に行かなきゃわかんないだろうなあと思います。写真でも分かりにくいし。


「あれ、登ってるように見えるけど、下り坂なんだヨ」

「ホントだ!アクセル踏まなくても登ってる!」

「それ、オートマだからじゃね?」