いざ、軽井沢から草津温泉へ!宿泊先ミステリーは深まるばかり…

そんなこんなでようやく動き出した私たちは、もうそろそろ草津へ移動しないといけないタイムリミットを迎えつつありました。

「そろそろ行かないと、宿の晩ご飯に間に合わなくなっちゃう」

「あ、いま宿って言った。ということは旅館だな?ホテルではないと」

「あ…いやいやそうと決まっちゃいないが…食事の時間はだいたい決まっててさ」

「やっぱ、到着していきなり食事っていうのも…ねえ?」

「着いて、温泉入ってさっぱりしてから食事して」

「そうそう!そしてそれから夜のライトアップ湯畑散策へ!」

「あー。じゃあその旅館は湯畑の近くなんだ〜」

「…さ、行こう行こう」

なんやかんやと久しぶりに来た諏訪湖のあたりで大きく寄り道していた私たちは、八ヶ岳の東側を抜けて一般道を通ってまずは佐久から軽井沢へと向かいました。

ノープランな旅だからこそ、目的地まで最短距離を走るということはしませんね。いろんな寄り道を楽しめるのが面白いわけです。草津温泉へ行くには軽井沢へ行くことがまずは最初のステップ。

軽井沢からロマンチック街道を北上して行けばそのまま草津温泉なのです。

じゃあ、軽井沢へはどうやって行く?と考えて、中央道か上信越道かとなるわけです。上信越道は以前走ったことがあった(詳しくはキャンカー裏日本HYMERの旅で)ので、今回は佐久を抜けていこうということにしたのです。

佐久はいま、中部横断自動車道という新しい高速道路を建設中で無料開放されているので、それも走ってみたかった、というわけ。

「あー時間があったらここで左に曲がって、真田幸村の上田城に行きたかったなあ」

「八ヶ岳で遊びすぎだし」

お楽しみはまた今度。宿で晩ご飯をいただく前に温泉に入るため、一目散に軽井沢へ。

佐久のインターチェンジで降りて、中軽井沢へと向かい、やっとロマンチック街道をひたすら北上することが出来ました。

ロマンチック街道の最初は千ヶ滝から浅間山を登っていく道がクネクネで、草津温泉の手前で吾妻川を渡る前にもう一度下りのクネクネと、車酔いしやすいところをなんとか乗り越えます。その二つのクネクネポイント以外はわりとまっすぐな道が続くので酔うことはないのですケド。

前に来た時は乗用車だったから、もっとスピード出せたけど今は山道で後ろに車が並んじゃう。登坂車線で譲りながらの走行です。

その途中、まっすぐな道のところでなんとも気になる看板が!通り過ぎてから咄嗟に撮影したのでブレてますが、こちら。


わかるかなあ〜一瞬目を疑ったわけだけど。拡大してみるね。

270円万?

単位が…わからん。

とまあ、こんなお笑いポイントを探しながら、一目散に草津温泉へと向かいます。