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今夜の料理はハンバーグ。ダッチオーブンで煮込みます。

今夜はあまりキャンプ料理らしからぬ、ハンバーグを作りましょう!

かなり多めに材料を買って来て混ぜ合わせ、少し寝かせてから鉄板でまずは焼き色をつけていきます。これがIGTの良いところ。この鉄板を温めきれるバーナーはこいつしかいません。


大きさ的にもぴったり。厚さ9mmで10kgはある鉄板なので台が重さに耐えてくれさえすれば、火力を鉄板の端の方まで行き渡らせてくれる熱伝導率の高さが活かされて、一気に大量にハンバーグを焼けます。たくさん載せても温度が下がることはありません。


がっつり焼きながら、隣では煮込み用のデミグラスソースを作っておきます。

そして、焼き色の付いたものから順次、ダッチオーブンへと投入していきます。


うむ。いい感じ。

これでしばらく煮込んでいきます。


鉄板はこのように汚れてしまいますが、ハンバーグを煮込んでいる間にすぐに掃除をしてキレイに。そうやって待ち時間も無駄にしないで次の料理にすぐに使えるようにできるのもキャンプ料理の面白さです。

いちいち洗いに行かなくても水(お湯)とオリーブオイルだけでメンテナンスしてしまうのもお手軽ですよね。中には洗剤で洗う人もいるようですが、鉄板に油分が染み込んで天然の被膜ができているのが良いみたいです。洗剤で洗ってしまうとその油分が抜けて錆びてしまうんですね。

油分は空気に触れさせない保護膜みたいなもんです。


このように鉄板はすぐにキレイに。

さて、煮込みもあまり長い時間やっちゃうと肉が固くなっちゃうので、数分で火を止めてあとは余熱でフタを開けずに放置しておきます。その間にお風呂にでも入ってきましょう。

誰が留守番?ジャンケンですね。

さ、こうして1人残った留守番担当は、入浴班が帰ってくるまでにご飯を炊きます。と、その前にやけ酒にビールを飲みながら景色を眺めます。

「ちくしょう、グーを出すべきだった…」



コメは飯盒で炊くのがお約束。みんな飯盒でコメを炊くと「すごい!ちゃんと美味しく炊けてる!」とえらく感動してくれるのですが、それは皆さん勘違いですよ〜?子どもの頃にキャンプで薪で炊く経験をした人が飯盒でコメを炊くのは失敗するとか思ってるんです。違いますよ〜それ。ガスでは火力が一定で簡単に調整できるので、絶対に失敗しませんよ?

まず、写真のようにフタが上がらないように押さえながら、強火で沸騰させます。

蒸気が出てぷすぷすいいだしたらその蒸気の匂いをかいで、火を少し弱めて蒸気が出なくなるまで待ちます。

蒸気が少なくなったら水がなくなったということです。すぐに焦げますから匂いを確認。

さっきまでのコメの炊ける匂いが焦げの匂いに変わったら火を止めます。

それだけ。


匂いをかぎ分けるのがポイントです。けど、湯気が出なくなりゃ見た目にわかりますけどね。


トイレに行って、さあみんな帰ってくるぞお〜ハンバーグを少し温めなおしておこう。


はい出来上がり!


いただきまーす!

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