松江城のお堀では、堀川めぐりと言って堀を小舟で一周するというアトラクションがあります。駐車場のほど近くに遊覧船のチケット売り場がありまして、ここで人数分の乗船券を買って時間まで待つわけです。なんと一周50分もかかるというので、先にトイレも済ましておくという念の入れようで。
この建物の中に待合室もありますし、道向かいにはお土産屋さんもあるので、待ち時間にはヒマすることはありませんが、乗船に乗り遅れないように注意が必要です。
はい、注意が必要です。
特に子どもがいると注意が必要です。
ウロウロしていると大声で呼ばれたりするので注意が必要です。
恥ずかしい思いをしないよう注意が必要ですよ。
何があったかはご想像にお任せします。
さあ、乗りましょう!
段差のないゴザの敷かれたところに、みんな座り込んで乗るわけですが、途中に橋をくぐるところが何ヶ所かあって、それで舟の屋根が低く折りたためるようになっています。
ですので、こう面白がって寝転んだりして暴れるわけですが。
舟から見る景色は、昔からの堀に木々が繁った感じで、いたるところに亀が甲羅干しをしていたり、川鵜が潜ったりとさながら水上のサファリパークのような感じです。というか、ジャングルクルーズかな?
船頭さんが運転しながら、いろんな説明をしてくれるのですが、たまに笑わせたり…橋の下であぶな〜いみんな頭を下げて〜みたいな。まさにディズニーランドのジャングルクルーズの原点がここにありました。
舟の上から見た松江城です。そう見上げる感じでは無いことからも平和な時代のお城であることが伝わってきますね。今で言うと役場の建物ですね。
この橋はまだそのまま下をくぐれる高さですが、もう水面ギリギリの橋は頭を下げて屋根を下ろしてくぐっていきます。
一部には堀が埋め立てられて駐車場が作られている部分もありました。もちろんその部分の石垣だけは昭和に作られた新しいもの。古い町並みを保存するというのは、観光地としては良いことなのでしょうが、その土地に住む人にとっては、道も細いまま不便なままで暮らしなさいということだから、バランスが難しいなあ。
この地図の南側に堀が伸びていて、そこで地図が切れていますけど、堀川めぐりの舟はまだその南側へずっと下って、ぐるっと回って、東側の堀に帰ってくるコースです。
そりゃ50分かかるわ。
そのまま宍道湖まで出ちゃうんじゃないかと思うほどでした。
さて、気になったのは「カラコロ工房」舟は途中でそこで停船して乗り降りできます。そこで降りる人、乗る人は、そのカラコロ工房っていうところに行ってきた人たち。その気になるネーミングはもう、いつものように「それ、カラコロ工房って言いたいだけやん!」状態を作り出す…。
まあ、その読者がウンザリするその会話はここでは省略。
カラコロ工房は、日本銀行松江支店の建物を改装した工芸館だそうです。(ま、興味無いから行ってません)
舟に乗ってこの風景を見ながら、
ユーコン川を思い出す人はもはや中毒症状といっても良いでしょう
こんなのもあるよ
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