「そろそろ、このあたりで右折じゃない?」
「ああ、そうだね」
とまあ、いつもの調子でHYMERくんをあやつるように。もう3年目に突入してこの大きな車体を運転するのもずいぶんと馴れたもので、少しぐらい細い住宅街でも入っていく勇気が湧くようになりました。
ところで、次の目的地だったお菓子づくりの体験教室というのが、なんとも住宅街の一角にありまして、さすがにその駐車場には入れそうにありませんでした。
誠に申し訳ないのだけれど、近くのスーパーに停めさせてもらって、あとでしこたま買い物して帰りますので許してね、と心の中で叫びながら体験教室前まで歩いていきます。
さて、そろそろ友人に連絡をいれてみましょう。
「もしもし〜いまどこ?」
「うん、もう着いてるよ」
あれ、おかしいな。途中で先にうどん食べてくるって言ってたのに、やけに到着が早いじゃん。そんなに近くにあったのかしら。まあ、詳しい話はさておき、合流場所へ。
「どうだった?初めての四国で食べるうどんは?美味しかったでしょう?」
「お店が休みだった」
一同爆笑
「本当に?」
「そうなの。火曜日が定休日だって」
「なんで調べてないんだよ」
「じゃあ、まだ旅のメインであるうどんを食べれてないのに、いまからお菓子を作るの?」
「そうだよ?さっきは、うどん作ってるのに食べないで、ここでお菓子づくりに進むの?」
「どんだけ、作るの好きなのよ」
とまあ、全員にツッコミを入れられる始末。いやあ、もうこのハプニング大賞には脱帽です。面白すぎる。以前から面白いキャラクターだとは思っていたけれど、この数年見ない間にさらに磨きがかかっている…
いくらなんでも、この道をHYMERくんでは入って来れまい…という路地の奥にその体験教室はありました。
手前の左側のお家で作っている木型を使って、落雁というお菓子を作ります。
えーっとですね、こういう手が汚れる作業というか、あとで手を洗わないといけないことっていうのは、あまりやる気が起きないのでありますが、その他のみなさんはこういうのが大好きな方ばかりなので、見てるだけで満足でございます。
と、なかなか綺麗にできあがるものですね。
初めてにしては、みんな上手です。
抹茶も出していただいて、自分で作った落雁を試食もできるわけですが…
友はかく語りき。
「うどん食べたいなあ」
そりゃそうでしょ
こんなのもあるよ
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