なんというネーミングなんでしょう。ヨーロッパの頂点という名前なんですよ、ここ。まあ、確かにヨーロッパでは最も標高が高い鉄道駅だというのはその通りなんでしょうけれど。
まんと標高3500メートルを超えているわけです。もはや富士山の頂上よりも高い訳ですよ。
高地に急に登ると高山病になるとか空気が薄いので息苦しいとか聞きますが、まったくそんなこと感じられず、まあ、あまりにも簡単に到着してしまったので、本当にそんなに高いのここ?と疑ってみた、おのの、
うーん…間違いなさそう。かえってiPhoneの高度計を信じられる良い機会にもなったわけですけど。
というわけで、この景色です。
完全に雲の上。そして夏でも残雪。いやースイスですなあ。
チケット売り場のお姉さんが言っていたとおり、だいたい3時間もあれば回れるよ、というのは本当でした。列車を降りるとTOURと書かれた道順に沿って、見どころがわかりやすく紹介されています。
もちろん、私たちのお目当ては、雪景色へ行くことです。見ているだけでは面白くない!
少し長い通路を抜けると、そこは銀世界が広がっています。
そこからメンヒの方向へとどんどん歩いていく人たちが向かう先には、途中駅があるので、そこから列車に乗って戻るのでしょうけれど、この雪道を歩いていくのはなかなか困難。滑るんです。溶けて滑るというより、砂のように柔らかい。しっかりした靴底の靴じゃないと歩きにくいです。
それぐらい細かくてサラサラした雪質です。
気圧の低い場所でスポーツをするとどうなるのかを毎年何かしらイベント開催されているみたいで、
ローリーマキロイがどれぐらいボールを飛ばせたのか気になりますね。
あの雪の中にローリーマキロイのロストボールがあると思うと…欲しいなw
ジップラインなんかのアトラクションもあります。
そのあとは、氷河の中を歩いていく氷の宮殿など高山ならではの見どころがいっぱい。
だんだん身体が冷えてくるので、予定より1時間早く帰りました。予約している列車よりも早く乗っても大丈夫だよ〜と言われてさっさと予約改札口から列車に乗り込みます。
ご飯を食べる気にもなりませんでした。だって寒いんだもん。
こんなのもあるよ
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