ついに本丸工事へ!!〜そうだ、基地を作ろう!(その22)

長期旅行も終わり、基地作りを再開です。三の丸から始まった工事はさらに進み、とうとう仕上げの段階へと向かうのでした。

今年の新春から始まったこの基地工事は、地盤と相談しながらの工事でしたねえ。盛り土されている部分が多くて、軟弱な地盤だったためにその改良も行うことになりました。いわゆるセメント改良ともいうもので、土にセメントを混ぜながら硬くなるようにするのだそうです。

そんな「地面がどうなってるか」なんて、今まで考えたことも無かったから、宅地造成っていうのは大変なことなんだなあと感心しました。硬い地盤や柔らかい地層とか、気にしたことも無かった。

そういえば最近のことですが、柔らかい地盤の厚みと地表での地震の揺れ具合について研究した結果が公表されたというニュースを見ました。

熊本地震の時に、ほんの数十メートルの違いで建物が全壊した場所と壁に一ヶ所ヒビが入っただけの建物が多く残っている場所にくっきり分かれたので調査したところ、地盤の柔らかい層の厚さが影響していると言ってました。揺れが増幅して伝わりやすい厚さがあるのだとか。

基地でも、地盤が硬ければ安心だろうということで、セメントで固めているわけですね。それでもやはり木造の大きな建物を建てる気にはなりません。家が倒れて下敷きになるのはやっぱり怖いです。

もちろん、基地にはそんな豪華な建物が建つわけではありませんが。

さあ、地盤改良も並行しながら本丸工事へと進んでいます。


さらに斜面を削って、平坦な本丸を作っていきました。一番奥の高い地盤から固めていって、本丸を完成させ、次に二の丸を作る順番です。上からだんだん下へと降りてくる感じですね。

作業はまるでパズルのピースを組み合わせて行くような順番で進んでいきます。まずは重機用の足場を固めて移動し、土を削ってセメントと混ぜながら木の杭を埋めていく。土の重みで土留めが倒れそうになるので、さらに内部に杭を打ってワイヤーで引っ張って補強していく…。

なかなか気の遠くなるような地道な作業でした。

こんな無理な工事を頼んでゴメンなさい…


ここから一気に本丸の工事を完成させていきます。

本丸の工事が一番時間がかかりました。やはり高い位置に建物を建てようとしているので、どうしても地盤改良が十分でないと安心できませんから。

まずは本丸の上側、斜面の高い方の土を抑える土留めを作っていきました。


本丸は周囲をグルリと囲むようにしているので、やはり時間がかかりました。ここまでやるのに3日間かかっています。お疲れ様でした〜

とっても砦らしい基地っぽい感じに仕上がっていますねえ〜


いよいよ、基地作りも姿が見えてまいりました。この後の展開が楽しみです!