テントはどうやって立てるの?にお答えします。ランドロック設営のコツ

テントはだいたい1人で立てちゃうのですが、後から来た友人知人にいつも聞かれるのが、これをどうやって立てたの?という質問です。

確かにランドロックは2人で立てましょうみたいな説明が書いてあったような気がしないでもない…けれど1人でテントが立てられないなんてことは、絶対にない!と信じています。テントメーカーさんとしてそんな設計をするはずがないと信じているのです。

それでは、独自に考え出した1人で立てるランドロックの設営の仕方をここでご紹介します。(といっても、みんなやってると思うんだけど…)


まずはテントを取り出して広げます。天井の十文字になっている部分を上にして広げておきます。

風がある日はアキラメましょう。1人でやるにはポールを支えるためにガイラインでペグ打ちを頻繁にすることになると思うので。風が強いとポールがグニャリと曲がってしまい、テントがオシャカになっちゃいます。


立ててからの移動が引きずることになるため、出来るだけテントを置きたいと思っている近くで組み立てます。これも2人なら持ち上げられるんですが、1人設営なんで。

そして次はポールです。まずは緑のポール。



こうやってポールをテントの上に置いて、黒いマークのポールも中央を横切る黄色いポールも先に通して置きましょう。後から通すのは手が届かないのでまず不可能です。

すべて通してから、緑のポールの左右どちらか一方のポールの端に留め金を入れます。


そうして、ここでテクニックなんですが、と言ってもコツはこれだけなんですけどね。


ペグで仮留めします。

これは、もう1人の人に持っていてもらうのと同じだと思っていただければわかると思います。このペグをパートナーだと思ってやれば良いのです。


グイッと押しながらパートナーの方へと近づけば立ち上がってきますね。そして、反対側の留め金も入れると緑のポールだけ少し立ち上がります。

そして、反対側の緑のポールも同じようにします。ポールに沿ってテントの止め具をはめていきます。これはポールの端に留め金をした後にやらないといけません。先に止め具をつけちゃうと留め金はすごい力を必要としますし、破れちゃうかも。


あとは、他のポールの留め金をはめていくだけです。ほぼペグの仮うちも無くても大丈夫です。


で、緑の部分4隅と、出入り口の出っ張り部分の合計8ヶ所をペグダウンして完成!(その時に使うペグはちょっと小さめのソリッドステーク30です。地面から出っ張らないようにね)

風がなければガイラインもしません。だって面倒だもん。