ロンドンに行くという計画が決まった時、日程から考えてちょうどプレミアリーグの試合に行くのに、2回チャンスがありました。1試合目がロンドン近郊でのアウェイ、2試合目がホームAMEXけれど、その時点ではもう公式サイトでのチケットは完売。
これは無理だなあとあきらめていました。1試合目は特にロンドン到着後すぐの試合だったのでちょっとスルーしました。
まあ、ロンドンに到着したらテレビで試合を見られるんじゃないか、と僅かな期待をしながらエアビー宿に到着すると、なんとネットTV!
AmazonPrimeかNetflixしか見れないという苦行。
こりゃiPadでDAZNになるのかな…と思いながら、今週末が試合だというタイミングでもう一度オフィシャルサイトを見ると、
あれ?出たり消えたり…
なんと、サイトをみていると、チケットが空席で出たり消えたりしています。パッと出たと思ったら、すぐに消えるという…
どうやら直前になってキャンセルする人がいるみたいで、それでチケットが公式サイトにもどされる、けれどそれをすぐに買う人がいる、そういう雰囲気が伝わってきます。
あ!今だ!
とても良い席が出ました!90ポンドと値段が高いけど、とても見やすそう。
買えました!
もし、買えなかったら競馬場にでも行こうかと思っていたけど、ラッキー!
そして試合当日。
前日にエアビーの宿を2軒目に移動して最寄駅はアールズコートに変わっていました。
いってらっしゃーい!
楽しんできてね〜!
いってきまーす!
ここからは一人旅の始まりです。これがまた、大冒険の始まりだったのです。
そこから、ブラックフライアーズ駅まで地下鉄に乗って、そこから元国営鉄道のテムズリンク線に乗り換えて、ブライトンまで。
District Lineに乗ってBrackfriarsへ
このBlackfriars駅というのがまた、テムズ川の上に橋をかけてその上に駅のプラットホームがあるというとても変わった駅なんですね。
国営鉄道時代の「National Rail」の文字が光っていますね。
紙チケットを買いました。
けど、これが無駄になることに…
乗り場に行くと、改札があるのですがそこからもう次の列車が発車寸前で停まっていました。あと数分で発車するという案内が出ています。
紙チケットを買ったのはよいけど、どうやって改札を通るのかがわからない!というのも、紙のチケットを買って電車に乗るのはこの旅で初めての経験だったわけです。
有人の改札があるわけでもなく、こりゃどうしたものか!
けれど、どうしてもあの電車に乗りたい!これを逃すと次の電車までここで待つのは寒い!
ええい!なるようになれー!
「ピッ!」
なんと!改札を今まで通り、iPhoneで通り抜けたのです!
え?それチケット代が無駄じゃね?
…
BlackfriarsからBrightonまで
もうとにかく田舎町を1時間かけて走るという電車です。どうせ田舎町に引っ越すのなら国内じゃなくて、イギリスの田舎町でも良いなあと思ってしまいます。
さて、目的地のブライトンへは南の方へ向かうので、ロンドンの人たちにとって夏にはリゾート地として賑わう街だそうです。
私たちは3年前に行ったことがあるよ〜
引きで見るとこんな感じ。
イギリスの南の端にあるリゾート地です。
ブライトン駅に着いて、とりあえず窓口にいってチケットを購入したけれど、改札をiPhoneで入ったことを説明したら、こんなカードをくれました。そして、これで有人のゲートを通れということだとか。あとからこの電話番号に電話してね〜みたいなことも言ってます。
つまり、iPhoneで改札を出る「ピッ!」をしないままブライトン駅を出ました。
うーん…次に電車に乗る時に困るなあ
とりあえず、後から考えよう。
海辺まで散歩でもしようかなと思って早めに家を出たのですが、もうなんといっても風が強くて寒い!
寒っ!海まで行くのヤメよ
ここで、せっかく日本から持ってきた手袋を宿に置いてきたことを強く後悔。
いったん駅は出たものの、すぐに引き返して競技場のあるファルマーへと向かいます。
そして、ここからがポイントなんですが、実はブライトンのホーム試合がある時は、11時30分から夜9時まで、なんと電車代が無料になるという特典がありまして、チケットを見せると改札をそのまま通してくれるのです。
列車はローカル線という感じの車体に。
さあ、いよいよスタジアムへ到着ですぞお。