シャワー室のドアが半透明な理由。

先日、友だちからシャワールームのドアはどうなってるの?という質問を、別々の2人の人たちからもらいました。

その質問の意味がよくつかめなかったのでどういうことなのって聞くと、1人目は、ホテルだったらシャワールームはガラスの扉で出来ていることが多いけど、それじゃあ丸見えになっちゃうし、シャワーカーテンだったら車内に水が飛び散っちゃうし、とのこと。

ああ、そっか、車内で水が飛び散らないようにドアか何かあるのはわかるけど、どうなってるのかという意味だったんです。

質問をくれた2人目は、HYMER.LIFEを読んでくれていて、シャワールームを写真で見てあの扉がどうやって開くのか全く想像がつかないと言っていました。


あーそっか。写真だけ見ていると、どうやって開閉するのかまったく想像がつかないですもんね。

というわけで、今回はシャワールームの扉の仕組みをご紹介。

すりガラスのように見えますが、樹脂系の素材です。プラスチックのような軽さ。ですから、ぷらんぷらんしています。


真ん中ぐらいから2つの扉に分かれていて、ゴムの接合部で重なって水の飛び散りを遮断しています。カチッと留め具があるわけでもなくただ重なっているだけですが、水が飛び散るようなことはありません。

この両方のドアは普段は壁に固定されているのです。これが左側のドア。2つに折り畳んでボタンの留め具で固定します。


そして、右側のドアは3つのパネルを内側に折り畳んでいきます。


これが、うまくできていて、まるで巻き取っているようにたたむことが出来るんです。

そして同じように留め具で固定します。

これを固定し忘れてたことがあったのですが、HYMERくんを走らせてすぐに気付きました。バタンバタンと音がしてあばれてくれます。引き出しも棚の扉も飛び出し防止で固定されていますから、ただの家ではなく、モーターホームなんだなぁとつくづく思います。

ケガをしますからね。荷物類の固定も安全運転のひとつなんですね。

扉の色はホテルのシャワールームのように本当なら透明でもよかったのでしょうけれど、汚れが目立たないので半透明な材質の方がベストだと思いました。実際にたまに掃除で拭く程度です。

半透明なのは狭さを感じさせない工夫なんでしょうね。実際に扉を閉じるととても小さな空間になるわけですが、半透明なおかげで明るさも開放感もあり、それほど狭さを感じさせません。

サービスエリアのコインシャワーなどではすごい閉じ込められた感がありますが、HYMERくんではそんな感じはしません。天井窓も開けられるので気持ちよくて開放感がありますよ。