蕎麦が食べたいな。藤乃屋いこ!ちょうど鶏もつも食べたかったんだ〜

B級グルメでけっこう有名になりましたが、山梨県に鶏もつという食べ物があるのを皆さんご存知でしょうか?「尼小僧さまの口に合うかはわかんねですが、これがですねぇまた美味しいんでさぁ。(←これ龍雲丸風に読んでね)

本当は蕎麦屋なんですけどね、山梨県じゃあ蕎麦屋には鶏もつっていう定番メニューがあるんです。

山梨県といえば、蔦木宿や小淵沢など人気のある道の駅がありまして、宇多田ヒカルがCMでも登ってる自然豊かな山々が連なり、水が美味しいのでも有名なところに、バブル期には大人気になって今は寂れてしまった清里(駅前以外は頑張って人気あるよ!)など、最近特に人気が出てきたエリアです。

まあ、こう言ってはなんだけど、今まで東北方面に向かっていた東京の人たちが、あの地震以降には西へと向かうようになったんじゃないかなと、悲しい分析もしているんだけどね…。

そんな山梨県のキャンプ場に行こうかという話になり(ノープラン)そこには予約したところで完全フリーサイトのキャンプ場を見つけていたので、その日は八ヶ岳へと向かっていました。

それで、蕎麦の話です。

途中にたくさん畑があって、これは蕎麦の実を栽培しているんじゃない?という会話から、

「あー久しぶりに蕎麦が食べたいなーうどんもいいけど今は蕎麦気分だなあ」

関ヶ原より東では、うどんを食べようとは全く思いません。なぜなら、カツオと昆布のあの透明な出汁が、関ヶ原より東では醤油ベースに変わってしまうからです。これがおかしなもので、何が理由かはわからないのですが、天下分け目の関ヶ原が出汁の味の分け目でもあるんですよ。


ここ、以前にも来たことがある蕎麦屋さんですが、かなり美味しいのでリピートしています。

さっそく注文をば。「もりそばください」


見た感じじゃあ何のへんてつもないもりそばを頂きます。茹でる時の水と、茹でたあとにしめている水が美味しさを際立たせているんじゃないかというのが、私の考えですがその真偽はさておき。


そして鶏もつには七味をどっさりかけまして頂きます。

いやあ、世は満足じゃ!

ごちそうさまでした〜


いやあ、しかし世の中「政次ロス」とか言われていますけど、私的にはそれほど高橋一生自身には興味はないのでそんなロスという感じではなくて、ただただあの政次の最期のシーンと、そこへ至るまでの経緯(シナリオ)が…もう、涙なしには見られない。現代人が、あのような生き方が果たして出来るのだろうかと。

忠義を尽くす者にはそれはそれで当人の自己満足感があるのでしょう。

その相手方である忠義を尽くされる側はどのように生きていけば良いのかを自問することになるのでしょう。そしてその答えが、忠義を尽くし処刑される運命の家臣が目の前にいれば、せめて自分の手でとどめを刺してやることなのか…それを相手が望んでいると気付いてやれるか…それほど非情になれるのか…と考えさせられた。

脚本が凄いのでしょうが、今年の大河ドラマは久々の名作な気がするなあ。