小豆島名産の素麺を食し帰路に

しかし小豆島というのは瀬戸内海の小島だと思っていたけれど、そんなことはありません。ここは島だと思わない方が良いぐらいに広い…それもそのはず、島とはいえども東西で二つの町にわかれており、面積では150k㎡を超えているらしい。

単純に面積だけ比較しても仙台市や神戸市と同じぐらいの広さがあるんですから、1日ぐらいでは回りきれないことがよくわかりました。

フェリーに乗ってくるのでなにやら遠くから来たような気がしますが、実はついそこに見える場所なんですよね。ゴルフ場から姫路が見えていたぐらいですからとても近いのですが、とても旅の気分が味わえる非日常の観光地でした。

瀬戸内海の豊富な恵みが美味しく頂けることはなんとも羨ましい。昨晩の鯛の刺身も美味しかったなあ。安くてお得なゴルフ旅行でございました。

二十四の瞳映画村を出てすぐ横にあった素麺屋さんに立ち寄って、夕食がわりにいただきます。

フェリーに乗っても食べ物はうどんぐらいしかなく、それ以外には何か食べ物が売られているわけでもないので、ここはフェリーに乗る前に美味しいものをしっかり食べておいた方がよいと思います。

せっかくなので、素麺をば。

しっかりと腹ごしらえも済ませたところで、フェリー乗り場に向かいます。

瀬戸内海は芸術のまちづくりをしているようで、港の桟橋にも芸術作品が。

こうして、欧米からの観光客も増えているということらしいです。

なかなか本格的な造形物で。

こんど、直島にも行ってみたいなと思いました。

その向こうには港町の風景が。なんの変哲も無い風景ですが、なんとなく港町の雰囲気にシャッターを押してしまいました。

少しフェリーの到着が遅れているらしく、夕陽が沈みあたりは真っ暗に。

船に乗った頃には真っ暗でした。

いままで、フェリーの旅なんてまったく興味がなかったのに、もう宮崎からの帰りも含めて3回目。なかなか楽しいじゃないですか。最近は、フェリーの旅の楽しさも多くの人に受け入れられてきたらしく、個室も充実しているそうです。新しい旅客船も作られたという新聞記事も見ました。

海洋国家である日本だからこそ、時間にゆとりのあるフェリー旅がもっと広がればいいなあ、と思う小旅行でした。

小豆島奇譚これにて完