LPガスの充填

6月の終わりを締めくくるにふさわしいお題をば。

HYMER LIFEが始まって早くも2ヶ月半が経過しました。そしてとうとうその時がやって来ました。
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以前に一度このガスボンベについてお話ししたことがありましたが、HYMER LIFE2ヶ月目で、向かって左側のボンベをとうとう使い切りました。
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停車中は冷蔵庫もガスで冷やしているので、結構使っています。

梅雨の時期には車内で料理を作ることも多くなるので、ガスコンロもよく使いました。
冬に入ると暖房にも使うので、もっと早いペースで無くなるでしょうね~。
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このガススタンド店は親切に充填してくださいましたが、実はその前に電話をかけた会社は「キャンピングカーは充填してません」と断られていました。
キャンピングカーのLPガス充填はそうやって断られるケースが多いと担当営業さんから聞いていたので驚きはなかったのですが、どうして?という疑問は消えません。
で、またまた調べてみたくなりました。
まず、LPガスの正式名称は「液化石油ガス」というらしく、問題となっているのはその「質量販売」ってことで。
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で、その質量販売をしてもいいルールがあるらしくて、それがネット上で一番分かりやすかったのがこちら。

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まーいろいろと詳しく決められているようですが、ポイントは、

①屋外移動消費(車両含む)なら売って良し。
②内容積20リットル以下(約8kg)なら売って良し。
③内容積25リットル以下で、カップリング付容器用弁が付いているLPガス容器だったら売って良し。
ってことですね。
HYMERは写真で見ても分かるように、8kgの容器です。ルールにすべて当てはまるぐらいにOKじゃないですか。
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ちなみに「カップリング付き容器用の弁」てなんじゃ?
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これは見た目でも似てるしたぶん大丈夫だろうと思ってましたが、最終的な判断はガススタンドに着いてから見てもらいました。

で、「大丈夫よ~」と確認してもらったというわけです。
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ということは「キャンカーにゃLPガス売るのお断りだよ」問題は、「質量販売が合法かどうか」じゃなくて、保安業務に問題があるんじゃないかと思いました。
これです。
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ガスの充填が終わってお会計を済ませたときに、このパンフレットをもらいました。

確かに、さっきの手引きには「石油ガスの最初の引渡し時及び4年に1回以上」の点検作業が必要になると書いてあります。

販売店にそんな義務が課せられているとしたら、一見さんのキャンカーは毎回「最初の引渡し時」に該当するわけですから、毎回点検しないといけなくなりますよね。
もちろん、点検作業はその保安業務の資格を持っている人がするんだろうし、人件費もかかっちゃう。
ガソリンスタンドに例えると、ガソリン入れるたびに燃料タンクからエンジンまで点検するようなもの。そんなの無理じゃん!
だから、イヤがるのか…。点検料金を請求できるわけでもないし…。そういうことだったんですね~
この問題は、LPガス販売店の保安業務義務を、キャンピングカー販売店が代替補完する制度を作るしか解決方法はありませんね。
法的には、キャンカー販売店が作成し車検証に添付した「ガス器具点検証明書(仮称)」をユーザーが提示して、LPガス販売店がそれを目視することで、LPガス容器とその設置場所以外のガス器具(調整器と燃焼装置及び目視できない配管)の点検作業を省略する方法しかないでしょうね。
経済産業省さん、その制度通達をよろしくお願いしまーす!