鉄板でお好み焼き!

さあ、わたくしの得意料理「お好み焼き」をご披露する時がやってまいりました。

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厚さ9mmの鉄板を充分に熱して、お好み焼きの生地を流し込みます。

鉄板の厚みが重要なのは、生地を流し込んだ時に鉄板の温度が下がらないようにする為です。
わたくしめの作るお好み焼き、その焼いている時の見た目が悪くてハードルを下げてくれるからなのか、食べると常に大好評でして。
この美味しさの秘訣は何だと良く聞かれるので、ここで作り方を公開しますよ~
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まず、キャベツは千切りにします。関西ではみじん切りが多いですが、歯応えの良さと生地との絡みやすさで千切りなんです。
そして、海水ぐらい濃いめの塩水にキャベツをつけて、アクをとります。これでキャベツの甘さが出ます。
水に粉末の出汁の素などをよく溶かします。水を沸かして出汁を作っても良いですが、その時は必ず冷やしてください。
次に、小麦粉を入れるわけですが、必ず、熱くない出汁水を入れたボウルに。後から小麦粉を2回ぐらいに分けて入れてください。
入れたら、混ぜますが、あまり混ぜ過ぎないように。乾いた小麦粉がなくなって、すべて水分を含んだなと思ったら混ぜるのをやめます。
水と小麦粉の量はグラムで同量がポイントです。例えば水300mlに小麦粉300gで、6-8枚分になります。
水分の上から粉を入れて混ぜるのは、重力で混ぜなくても溶けやすくなるからです。順番が逆だと混ざりにくく、必要以上にかき混ぜることになり、小麦粉が変質して不味くなります。いわゆるサクッと混ぜるというやつです。
あとは、山芋をすりおろして入れて、また軽く混ぜます。かなり硬めの生地が出来るはずで、心配になるでしょうが気にしないように。これでタネの完成です。
卵を枚数分入れたら、水分で生地が少し柔らかくなります。卵が冷蔵庫から出したばかりで冷えているのも、かき混ぜるのに都合が良いです。
さて、特に生地を休ませるとかそういうのはしません。次は、キャベツを塩水を軽く切りながら混ぜます。ボウルから両手ですくってギュッと絞る感じで構いません。
キャベツはひと玉ぐらい使います。
それ以外は、きざみネギや紅しょうが、コンニャク、ちくわ、天かすを入れて、ここからはよく混ぜて生地とよく絡めてください。
タネの量に対して、野菜の量が倍ぐらいあって、これが本当に混ざるの?って心配になりますが、大丈夫。
混ぜるというよりも、キャベツやネギなどの具にまんべんなくタネが付いていたら大丈夫です。乾いたところが無いようになっていれば良いです。
混ぜ過ぎないのがコツですね。

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焼き方は、豚肉を焼いて裏返し、その上に生地を流し込みます。
強火で一気に表面を焼いて、そのあとジワジワと中まで火を通し、裏返してまた同じように表面を焼きます。
鉄板の上でソースとマヨネーズをかけると暖かいまま出来上がり。とても良い香りがキャンプ場に立ち込めますよ。