居残り組のセブ島探訪CEBU#22

セブ島の住宅は、冬でも暖かいことから外で寝たって凍死したりしないわけですから、日本の住宅のように機密性を重視する必要はありません。むしろ風通しの良いように作った方が良いみたい。エアコンで涼しく冷やしたいのなら壁を断熱材で覆う必要がありますが、一般の住宅にはそんなところまでは必要ないようです。

太陽の光さえさえぎって影を作ってしまえば冷んやりと涼しいのでした。

こっちで出会った日本人のお爺さんが「まるで昭和の初め頃の日本のようだ」と言ったそうです。たしかにそう思います。昭和にたくさん出来た長家のようですね。そう言えば昔は「文化住宅」なんていうのもあったなあ。

農業と養豚が産業として盛んなようで、訪問した家でも豚をたくさん飼っていました。

日本でも田舎で同じような厩舎を見たことがあるので、本当に田舎の雰囲気がありました。道路では養豚場から豚を載せて運んでいるトラックがたくさん走っているのをみかけます。

当たり前ですけど、市街地に近づいてもこんな感じでトラックの荷台に乗って移動しています。これは野菜やサトウキビなどを運んでいるのかな。熱エネルギー源としてプロパンガスが主役であることも伺えます。

そうかと思えば、リゾート地ならではの設備がたくさん整っていて、水の上にある遊具で遊べるところもありました。インフレーター遊具も最新型です。こういうところからどんどん新しい文化が入ってくるんだよなあ。

昔の日本だったら、これ全部コンクリートかスチールで作っていたんだもんね。

空気で膨らませて遊ぼうなんて発想がなかったもんね。

でもこの方がずっと安上がりだし、新しいものを作りやすいし、何と言っても安全。基地でもこの夏に大活躍したものなあ。楽しかった。

そろそろ居残り組も日本に帰る日が近づいて来ました。名残惜しいわ…(ちょっと日本に帰りたい気もするけど…)