雨雲を避けてニセコへ(日本縦断〜その27)

さて、函館でお風呂に入った私たちは、天気予報を睨みながら、北海道を北上することで雨雲を避けられると計算しました。低気圧の前線は津軽海峡をから十勝の方へと伸びていたからです。

それで、今夜は道の駅「なないろ・ななえ」に宿泊地を決めます。

そこはものすごくたくさんのキャンピングカー集積地で、展示会かと言わんばかりに停泊していました。

翌朝に、その道の駅がとても新しくて綺麗なところだと知ります。

男爵イモをテーマにしている道の駅なのかな、とうすうす感じます。

このオブジェを見れば、それは確信に変わるよね。

しかし、翌朝の空模様を見ても、こりゃあ雨が近づいているなあ。

すぐにでも、北を目指そう。

朝ご飯も抜きで走り出しました。

ちょうど、途中に長万部を通ることがわかり、その駅前にカニ飯の駅弁を製造販売しているお店があるとのこと、そりゃ行ってみなきゃならねえ。(上の地図のBが長万部です)

ここでビシッと腹ごしらえ。

駅の南側に広い駐車場がありました。

さて、そこからまた高速道路に戻るのですが、長万部では原因不明の巨大な水柱が噴き出しています。少し奥まった林の中で地面から間歇泉のように水が空高く噴き出しているのです。

それを、たまたま通りかかって見ることができました。

その時は、いったい何だろう?と思っていたのですが、後からニュースで知ることになります。

噴き出しているのは温泉で、昔に掘った井戸の試し掘りの跡が、このあたりにいくつかあって、それが何かの理由で温泉が噴き出し口になったんじゃないじゃと。

ゴーゴー音が鳴るので、近所の住民は困惑しているようです。


それから、また高速道路に乗って、ニセコへと向かいます。

これは硫黄泉ですね。

この隣に日帰り温泉施設があるので、そちらでお風呂を頂きます。

パッと見はお風呂には見えないですけどね。

酸性のお湯がロッカーの鍵まで錆びさせていました。効能が高そうな泉質です。