石州瓦って初めて知った!〜キャンカー西日本制覇(その6)

中国地方を旅路で訪れる時にいつも不思議に思っていたのが、家の屋根の瓦でした。それまで私は屋根瓦の色って言えば黒っぽいイメージだったのですが、こっちに来てビックリ!

屋根が赤いのです。赤いといっても朱色に近い赤茶色。昨日、荒磯館にいく途中にもそんな家をたくさん見ました。

なんで?とずっと疑問に思っていたのですが、なんと!この旅でその謎がついに明かされる時がやって来たのです。

一般財団法人島根県石央地域地場産業振興センター

この地方の特産品なのでした!

時間があったので、益田市の美術館に立ち寄ったのですが、これがまたスゴイ綺麗で立派な建物で、グラントアという名前なのですが、そりゃあもうすごかった。

ところが、外から見るとさほど斬新さは無いように見えちゃう。なんだろう?このデザイン?

すると、この地方の特産品である石州瓦を外壁に使っているのだそうです。

なるほど、それで見慣れた風景と同化したように感じたのか!

お土産に箸置きも売ってました。なかなかこれもスゴイ。

駐車場に大型用が無かったので係りの人に聞いたら、従業員用のスペースに案内してくれました。

「いやあ、遠いところからよくお越しくださいました」

「すごい美術館ですね?」

「そうなんですよ。全て石州瓦で出来てるんです」

「ああ、そうなんだ〜」

「石州瓦の街は日本のナポリと言われて…は無いんですけどね」

ドテーッ!

それ持ちネタでしょっ!