横手やきそば〜192時間耐久東日本縦断ラリー(第27夜)

横手に来ればB級グルメで有名になった横手やきそばを食べないわけにはいかないでしょう。果たしてどのような焼きそばなのか、かまくら館のお土産売り場で売っていた冊子を読んでいたら、美味しそうなお店がいくつか。

お土産をたくさん買ったので、横手やきそば公式ガイドブックをサービスで頂きました。HYMERくんに戻って横手駅前のロータリーでさらに研究を。

横手やきそばは、焼きそばではなく平仮名で「やきそば」なんだそうです。横手という地名を際立たせるためにも横手焼きそばとは書かないそうで。

「ここだな!」

「よし!そこだ!」

食い道楽横手駅前店です。

まずこちらで、横手やきそばというものがどんなものか、試食してみようというわけです。

うん。美味しいけど…いたって普通の焼きそばかな?違うところと言えば、紅ショウガではなく福神漬け、肉が豚ミンチだというのが特徴のようだわ。うーん…麺も少し柔らかい感じかな。ソースも薄いというか甘いというか…

「いやいやこんなもんじゃないだろ」

「焼きそば好きの私たちが感動するような横手やきそばがあるに違いない!」

「ようし!もう一軒だ!」

横手やきそば公式ガイドブックをペラペラとめくり、横手やきそばを初めて出したというお店を発見。少し走ってそちらへと向かいます。

元祖と呼び声高い、神谷焼きそば屋へ。

おー!これはもう、いかにも焼きそばブームで儲かって立派な豪邸が建てられました〜と言わんばかりの大豪邸ではないですか。期待できますねえ。先程から途切れることなくお客さんがやって来る。良い時間帯に来れたので待たずに座ってカウンターで注文を。

店内の壁には昔のお店の写真が。

歴史を感じますねえ。頑張ってここまで来たんですねえ。応援したくなります。

と言っている間に出来上がりました。

うん!美味い!

好みは分かれるかもしれないけれど、こちらの神谷さんの方が美味しかったです。ミンチ肉も多いしソース味もきいていた。やっぱり元祖だけあるなあ。

さてさて、お腹いっぱいになったところで、次の目的地「増田マンガ美術館」へ行こうとHYMERくんを走らせましたが、なんと改装休館中でした。

仕方なく、高速道路に戻ろうとした時に、増田という街並み保存されているところを見つけました。偶然ですね。こういうのも車中泊旅の良いところです。通りがかりで発見しても、なかなか立ち寄れないですからね。

その近くにある増田の街並み案内所「ほたる」でトイレをお借りしました。駐車場も大型が5台停められて良い感じ。奥に見える倉は中が見えるように展示されていました。

しかし、田舎育ちの身には昔の街並みにまったく興味なく…マンガ美術館はあきらめてそのまま秋田へ向かうことに。

そろそろ旅も終わりに近づきます。