この旅をしめくくるにあたってふさわしい場所がどこかと探していましたが、まさかこのような素敵なところがみつかるとは思っていませんでした。
廃藩置県が行われて、明治時代に入ってから旧藩主であった毛利家が住むための邸宅をここに造ったというわけです。それはもう旧藩主にふさわしい立派なお屋敷です。
庭園は池があるほど大きく、手入れが行き届いています。
秋になれば紅葉がとてもきれいな庭園なんだと説明がありました。今はまだ夏の終わりなので、緑が青々としていますね。
では、その本邸の中に入っていきます。今は博物館のように展示スペースもあるとのことです。
もう、びっくりするぐらいとても大きなお屋敷です。中庭まであって、手入れが大変そう。
ちょっと思いつきで「基地を作ろう」なんてやったこの身としては、雑草を草刈りするだけでも大変なのに、この敷地の広さを綺麗に維持することなんて、想像を絶します。
毛利家の当主はここで何を想い、何を考えていたのでしょう。
百万一心の説明もありました。毛利元就の逸話は、皆が力を合わせようというお話が多いですね。とても良い人物像が浮かびます。人柱を石碑で代行したときに百万一心と石碑に刻んだんだそうで、人命を大切にする逸話も残っています。
よほど、道徳心のしっかりした人だったのでしょう。天下を望まずと言われた話も納得です。
さて、そのあと夜ご飯を食べるために周南市へと移動します。
その途中に道の駅「ソレーネ周南」がありました。何か聞いたことあるなあと思って立ち寄り、
この大事件を思い出しましたよ。ここだったんだー
そして、下関では食べそびれたフグ料理をいただきます。
最高の旅のシメになりました。(ノンアルコールビールですよ!)
こんなのもあるよ
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