九州は家族風呂の聖地〜筑紫野温泉アマンディ(四国九州R-1第14番)

とりあえず、今日の日帰り温泉を探そうということになった私たち。

というのも九州地方は家族風呂の施設が多いのが特徴なのです。みんなで入る貸切風呂の方が子どもがいると余計に気を使わなくて済むんですよね。

少し探すだけで、見つかりました。

筑紫野温泉アマンディ

「なんというハイカラなネーミングなの?気になる!ここ行ってみよう」

「OK!それどうやって行くの?」

「あのねえ、高速道路の近くではあるんだけど…それ以外にも良さげな道路がいっぱいあってさあ」

そうなんです。福岡にはバイパス道路のようなとても走りやすい道路が南北に貫かれています。太宰府あたりで分岐して国道3号筑紫野バイパスと九州自動車道の2本があって、その間を縫うように県道17号久留米基山筑紫野線というのも走っています。

「アマンディの場所は、国道3号沿いだから、そこから行くのが一番良いかな」

なぜこんなに南北に自動車専用道路があるのか不思議に感じながらも、あたりが暗くなってきたので早めに向かうことにしましょう。

もう真っ暗です

夜とはいえまだ8時ごろですから、こんなに暗いなんて、何も街灯がなく施設内の照明も少ないところです。

雰囲気重視なのかな

よくわからずにここに停車

とても雰囲気のある日帰り温泉であることは間違い無いのですが、本館の方へは行かずに家族風呂へと向かいます。

道路にやたらと「家族風呂こっち」という記載がたくさんあります。間違える人が多いのでしょうね。

けれど、進めどもなかなかたどり着きません。

「まだ向こうの方なのかな?」

「わかんないなあ」

「え?また矢印があるよ?」

「ほんとだ。どこまで歩くんだろう」

遠くに光る看板が

「ここまで車で入って来れたんだね」

「あ、あれかな?」

「んーでも、あの向こう側には建物なんて無いよ?」

看板が光でとんでますが家族風呂と書いてます

「やっぱり、ここが入り口だね」

「そうね。もう少しすすんでみよう」

左側には何やら池のようなもの

「これ、池じゃない?」

「怖いよ〜」

「やめてよ」

なんと、まだ矢印が

「まだあのアーチをくぐって奥へと行くのかな?」

「もはやダンジョンだね」

さらにこの小道を抜けてく

「まだつかないの?」

「あ、あれ!」

到着しました

というわけで、ようやく到着しました。距離にして200メートルはあるでしょうか。駐車場を間違えるとかなり歩いて不安になります。

ところが、この家族風呂はなんと12室もあって、とても良かったです。12室もあるのにもう一つしか空いて無い状態でした。受付のお姉さんのお話では、夕方6時ぐらいからずっと空いてないことがほとんどらしく、九州の貸切風呂の需要が強いことがわかります。

夜桜も咲いてきれいな景色を眺めながらのお風呂にゆっくりとつからせてもらい、疲れをとります。