鴻ノ池PAで一泊し、瀬戸大橋を渡る(四国九州R-1第32番)

夕食も美味しくいただいて明日はいよいよ四国再上陸なわけです。このまま車を走らせればあっという間に目的地の鳴門まで到着してしまいます。

夜のうちに移動するというのは車中泊旅の鉄則ですが、唯一の例外は「景色の良いところを走る時」ですね。

つい数日前にもこの瀬戸大橋を渡っているのですが、夜でした。海は真っ暗で何も見えません。

「せっかくだから、明日の瀬戸大橋は明るいうちに渡ろうか」

そんな思い付きから、今夜のお宿が決まります。

「じゃあ、瀬戸大橋の手前のパーキングエリアにしよう。えーっと、鴻ノ池PAだな」

「ここからもう、1時間ぐらいで到着しちゃうよ?」

「早寝早起きですなあ」

「お腹がいっぱいになって眠いだけでしょ」

このノープランな感じはキャンカー旅の醍醐味です。人間というものは、眠くなったら寝る…と。

何事も無理はいけません。

そして翌日。

「はい〜おはよ〜う」

本当ならここで何か買ってから出かけたいわけですが、朝が早いとお店も閉まっていることが多くて。7時開店まで待たずに出発です。

次は瀬戸大橋を渡って与島パーキングエリアへ。

ここはもう、何度見ても良いパーキングエリアですなあ。つい、立ち寄ってしまう。

昨夜はここで一泊するというのも選択肢のひとつではあったんだけれども、海の近くは風が強いと静かに眠れないので、悩んだ結果です。

次はここ与島で一泊というのも良いかもしれません。

昔々のお話ですが、ここにフィッシャーマンズワーフという施設があって、その当時は大人気でした。

その跡地をオートキャンプ場として再開発してもらいたいなぁと思うのでした。

とても景色の良いところなだけに勿体ないなと思います。