淡路島南パーキングエリア(四国九州R-1第36番)

悔しい思いを「びんびや」の美味しい食事でなんとか乗り切って、ようやく今夜の宿探しへ。結局、徳島県内で鳴門近くではみつからず鳴門大橋を渡って淡路島まで戻ることに。

橋を渡ってすぐのところにある淡路島南パーキングエリアにやってきました。今日はここで車中泊。

初めて来るし夜も暗かったので、どんなところかまったくわからずに車を停めたのですが、翌朝になって意外にも新しい建物に驚きました。

このあと、また四国へと戻るわけですが、ちょっと淡路島側からの景色も探検してみようと建物の屋上にあるという展望テラスへ。

鳴門のうず潮を見にくる観光客は、うず潮の時間に合わせて来ることが多いと思うので、下りのPAはサーっと通り過ぎてしまうだろうし、ここ上りのPAももう鳴門公園で堪能し終わっているだろうから、素通りしてしまうだろうなあ。

なので、あまり人は多くありません。にもかかわらず建物は綺麗で新しかった。そりゃさぞ眺めも良いのでしょうと、展望テラスへ。

さーどうだ!

双眼鏡はあるけれど…

遠っ!

うーん。残念。

しかし、このインターチェンジを出てその先にまだ道の駅があるという情報が!

よし、行ってみよう!

なにやら大鳴門橋は「日本の道100選」に選ばれているらしい。うーん。橋なのに道なのか…「日本の橋100選」でも良かったんじゃないのか…

そして、その隣にあったこの石の裏に飾られていたのが、

瓦!

なぜこんなところに瓦が?と思って調べてみると、どうやら南あわじでは淡路瓦という名産品があるらしい。

特に、瓦といえば最もポピュラーな銀色に光る瓦を「いぶし瓦」と言って、その400年も続く名産地なのだそうな。これは勉強になったなあ。いぶし瓦で作られた銀色屋根が、時間がたつと経年劣化で色が銀色から黒色などに変色していくのだそうで。

そういえば、昔のお寺やお城の瓦が濃淡がバラバラの銀色になっているのをよく見かけた覚えがある。なるほどなあ、そういうことだったのか。

旅に出かけて、その地元のことを知るというのはとても楽しい。

こういう説明書きを見かけるとつい読んでしまうようになりました。