三内丸山古墳(日本縦断〜その24)

太平山PAで朝を迎えて、天気が良いのを確認したら、もう安心感が広がりました。これぐらい風もなく穏やかな晴れの日は、フェリーも固縛しなくたって乗れるでしょ。

もうこのあたりでは、熊が出るらしい。よくそんなところで夜を無事に過ごせたものだわ。


途中、また一般道に降りる場所があって、そこに道の駅がありました。

道の駅「ふたつい」というらしい。

これを見ていただいてもわかるように、晴天です。

ガソリンスタンドもあったので、ここで燃料を補給。

北海道に向けて満タンでフェリー乗り場へと向かいます。

途中、津軽SAで朝ご飯を買い求め、少々青森の文化を感じながらも、いや、ここで楽しんでる場合じゃない、我々の旅の目的地は北海道なんだと強く言い聞かせて、これ、欲しいな…と思ったパンツも、大きく首を振り、俺たちゃ北海道へ行くんだ!と想いを絶ったのでした。

ま、冗談はさておき。

青森港に近づいてくると、何やら興味をそそる看板があちこちにありまして、有名な古墳があるらしい。ニュースでも見たことがあるぐらい、よく知っています。

フェリーの時間にも微妙に間に合わないし、次のフェリーまでは少し時間の余裕がある。

こりゃ、行かねばなるまい。

さて、この古代遺跡ですが、規模がハンパない。元々はこの土地に野球場を作ろうと地盤調査をしたところ、ゴロゴロと遺跡が見つかって、調査していくうちにとんでもない大きな集落があったとわかり、こりゃ保存せねばなるまいと、ま、そういうわけ。

ほんとに、規模がデカいのよね。

これはジオラマだけど、この大きさだけでこの遺跡の偉大さがわかりますよね。

そして、保存された遺跡に一部復元された建物。もはや都会じゃん?

有名なこの高いタワーのような建造物は、どんな屋根や壁がついていたのかわからないので、この状態に復元されたらしい。

その、6本足の基礎がそのまま発掘されていて、太い木の柱も残されていました。

こりゃ、すごいわ。

昔の人がこれをどうやって建てたのか、まったく想像がつきません。