さよならゴゾ島。フェリーと駐車方法と宿泊税

さあ、今日でゴゾ島ともお別れです。つまり、最初の宿をチェックアウトして、次の宿泊地へと移動する日となったわけです。

荷物をすべて整理してスーツケースにまとめ、たつ鳥跡を濁さずの精神で、綺麗に掃除もしていきます。

そして、なんと机の上にチップを置いて行く?

いえいえ、じつはこれは税金なんです。宿泊にかかる税なんですが、環境税という名目で徴収されます。

もちろん、エアビーでもこの納税の対象になるらしく、18歳以上の大人は1日50セント。というわけで、このゴゾ島の宿泊施設では4泊したので2ユーロを置いて行きます。

この旅ではほとんど現金を使うことはありませんでした。ソルトパンズで塩を買った時ぐらいです。

なので、このコインは日本から持ってきたものでした。2023年のヨーロッパリベンジで持って帰ったコインがここで使えたわけです。いやー持ってきて良かった。


ゴゾ島ともお別れということは、さらにレンタカーとも今日でお別れということです。マルタ本島では車がなくてもバスがたくさん走っているので、バス移動にしようと思っています。

そこで、車ネタをいくつか。

駐車場が少なくて、ほとんどが路上駐車OKということを前にも説明しましたが、たまにこのような難しい路上駐車ルールがあるのです。

パーキングメーターがあるわけでもないのに、なにやらメーターのような絵柄が一番上にありますね?しかも駐車時間は90分だという制限事項も書かれています。さらには、1時間以内には戻ってきてはダメだよなんていうこれも変わったルールが。

戻ってきちゃダメっていうのは、イギリスでもよくある駐車規制ルールらしいのですが、90分しか駐車しちゃダメっていうのは、道路にメーターを配備するわけでもなく、このように守られています。

なんと、自分が車を停めた時間を、この円盤で表示してから車を離れるシステムなんだそうです。

これは面白いなと思いました。この円盤はどの車にもすべて取り付けてありました。

まあ、短時間しか停めなかったから、使わなかったけどね

それからもうひとつ。

ゴゾ島に渡るフェリーなんですが、なんとゴゾ島に渡るときは無料です。というより、料金は帰りに支払うだけなんですね。

行きも帰りもフェリーに乗るためには、道路にフェリーって書いてある方向へと走って行くだけで、自然に乗ることができます。それも、車を降りて手続きするなど面倒な手間もありません。そのまま船まで乗って行きます。

帰りだけは、フェリー代金を支払わないといけないので、この赤い矢印の高架道路を上に登って、赤い四角の料金所ブースでチケットを購入します。

完全にドライブスルーですね。

チケットは人数分買うことになって、運転手が車込みで15.70ユーロ、大人が4.65ユーロ、子供が1.15ユーロです。

さよならゴゾ島!

意外に思ったより楽しかったよー