自粛隔離生活が終わった!

自粛生活が始まって、もうほとんど2ヶ月になります。3月の下旬から始まって緊急事態宣言が解除されたのが5月下旬だから、ほぼ2ヶ月。

長かった…

基地が無かったらどうなっていたのだろうと、想像するだけでも心配になってしまいますねえ。

みんなに話を聴くと、思いきって外に出られない、友だちとも遊べない2ヶ月間でした。

ゴルデンウィーク明けの緊急事態宣言の延長には、もうガッカリでしたね。


5月1日に行われた専門家会議の公表資料を見たら、いわゆる実効再生産数という指標が、東京でも4月の初旬にはすでに0.5まで下がっていたんだとか。

それだったら非常事態宣言は必要だったのかあ?なんて意見もあるようです。

3月の3連休ぐらいに手洗いや他人との接触自粛が言われ出したことで感染拡大は止まっていたみたいに見えます。


ところが、国立感染症研究所が発表したゲノム解析によると、中国武漢からやってきた来日観光客を感染源とするウイルスは、ほぼ抑え込むことに成功したにもかかわらず、日本人が欧米に旅行して帰国した第二波が、感染経路不明として拡がった、と説明しています。

だとすると、春休みに海外旅行に行ってウイルスを持ち帰ってきた人たち、卒業旅行などが多いシーズンだったというのも影響したのかなと推測できるわけです。

こうなってくると、4月に緊急事態宣言でも出さないと、人々の移動は止まらないという判断も、あながち間違っていない気もしますね。


こうして、私たちの自粛生活も終わりを迎えました。

どちらかと言うと、楽しかったというのが不謹慎かもしれませんが、本音です。

基地で過ごしていくうちに、会話や協力作業も増えて、みんなの絆が強くなっていったというのを感じます。

普段ならネットばかり見て時間を過ごすのが、自粛生活の間は力を合わせて工夫をして過ごしていました。

それが、たくさんの会話を生んだんだと思います。

長引いたことで、キャンプ料理の幅も拡がっていったし、新しいことに挑戦した日々でした。

基地の設備も充実させて、どんどん使いやすくなっていきました。


国内も海外も旅行に出かけなくなったわけですから、家計にもそれだけお金が余った人も多くいるでしょう。

一人当たり旅行支出が年間25万円、これがまったく消費されなかったのです。そこへ10万円のお小遣いが現金支給され、さらには旅行と外食に補助が出る景気刺激策を国は計画しているようです。

これから、ものすごいスピードで景気が過熱するような予感がしますよ。

夏休みも少なくなるだろうから、日程が集中して大混雑だろうなあ。

ということは、また基地暮らしだね〜