ガスカートリッジに穴を開けるクワガタ。小さいけど凄い奴

今年の新しいキャンプシーズンを迎えるにあたって、ガスカートリッジを箱買い。期間限定のYahooポイントがたまっていたので、それを使ってまとめ買いしておきました。

そして、倉庫に備蓄しておこうと思ったら、倉庫から去年に使い切ったガスカートリッジがいくつか出て来ました。あとでまとめて捨てよ〜って思っていたものがチリも積もれば山となって…。

HYMER.LIFEを始めてからはガス火を使った調理は車内でできちゃうので、今まで愛用していたSNOW PEAKのストーブはキャンプの時にしか使わなくなったのですが、BBQをやる時なんかに大活躍するわけです。

12インチのダッチオーブンには、Giga Power Li Stove “gouen”(今調べて初めて正式な名前を知りましたが剛炎っていうんだ!?)を使って、鉄板焼きや10インチダッチオーブンなどにはシングルバーナーを使っています。

とにかく火力の強いヤツが欲しかったので「剛炎」を買うと、ガスカートリッジを共用できるようにもうひとつコンロが欲しくて、シングルバーナーにたどり着いたというわけ。


この「液出し」とい下向きにガスカートリッジを取り付けるタイプが火力が安定していて良いんですよね〜。昔はコールマンのホワイトガソリンのツーバーナーがキャンプの王道だぁ〜なんて流行ってた時期もありましたよねえ。うちはずっとガスカートリッジです。

だって、ホワイトガソリンでポンピングして…なんて、面倒だもん。面倒なの嫌いなんだもん。

さらに、このgouenに出会ってからはSNOW PEAKにくら替えしていきました。

しかし、ガスカートリッジの一番の欠点は、使い終わったカートリッジの処分ですよね。たまにキャンプ場でゴミ処理してくれるところもあったりしますが、基本は持ち帰りが原則。

しかも、家に帰ってからでもそのままは捨てられません。穴を開けて中身を空っぽにしないと。

そこで本日ご紹介するのがこちら。

「えー?何ですかあ?」

「SNOW PEAK社から発売されている、商品名クワガタです」


なんだかテレビショッピングみたいになってきましたが。

これが、もう重宝するっていうのなんのって。スゴイ簡単に穴を開けちゃうんです。


「こんな小さなもので、本当にガス缶に穴が開くんですか?」

「うそでしょ〜?だってガスが入っている缶ですから丈夫で硬いんですよぉ?」

「はい、それが大丈夫なんです。では実演してみましょう」

どうやって使うかといいますと、


こうやって、下の部分に引っ掛けて、上にグイッと押し上げて穴を開けるんですね。

これがまた、意外にも簡単に缶切りみたいにクイっと穴が開きます。

ここでご注意を。穴を開けるのはガスは使い切ってからですよ。あと少しだけ残っている時は湯を沸かしたりして使い切ってください。私は無駄に火をつけるのも勿体無いのでダッチオーブンや鉄板の手入れをしたりしてます。

それでも、この穴を開けたときにガスのニオイが室内に充満するといけないので、外でやりましょうね。ってことに気づいて、外に出てから穴を開けました。

釘で穴を開けるという人もいるようですが、カナヅチで釘を叩いた時に火花が出るのもこわいので、やっぱり頼りになるコイツ。商品名クワガタです。


もう、ホントに簡単な道具なんですけど、意外に手放せない大事なヤツ…その名もクワガタです。


頭のハサミみたいな形からのネーミングだと思うのですが、クワガタです(シツコイ?笑)

穴を開けたら不燃ゴミで捨てられます。お手軽ですね。

普段は使い終わったらすぐにキャンプ場にいる間に穴まで開けておくので、火の気さえなければ大丈夫ですし換気の心配もありません。

液化ガスを使い切ったら、残った気化ガスを放出するっていうことなんでしょうね。液化ガスが無くなってからというのが注意事項です。それからあともうひとつ注意事項が。

これ、夏のキャンプ場にいる時に大声で、

「おーい!クワガタとって!」

「はーい!」

なんて大きな声で会話すると、周りにいる小学生の男の子たちがいっせいにザワつくので注意しましょう。子どものガッカリした顔を見るのはとてもツライです…。

クワガタでした(笑)