新しい中洲の屋台を見に。まるでオートキャンプ場みたい。

なんともまあ、時代の流れとは残酷なもので。

初めて博多に来た時は、あれはもう10年ぐらい前だったかな。あの頃は観光雑誌を見ると屋台ラーメンMAPもあるぐらい屋台は観光スポットとして有名でした。

中洲の川沿いだけでなく、博多の街にはありとあらゆるスペースに屋台が出ていました。ちょっと立ち寄って温かいラーメンを食べるとお腹も暖かくなって、アルコールに負けそうな胃袋が生き返る感じ。

よかったのになあ。

ところが、今は減っちゃったみたいです。いろいろ問題があって条例が出来ちゃって。

増えすぎたのも問題だったんでしょうね。たぶん。

近くに住んでいる人から見れば、あまり嬉しく無いのかもしれないし。

その日は1日に3食のラーメンを食べたのに、また昔の屋台が懐かしくなって、夜にも屋台を見に行ってみようと出かけました。


今も変わらず天神のこの一角だけは屋台営業が許されています。

まさに観光スポットですね。

けれども、さすがにこの夜はラーメンを食べる気がしませんでした。えへへ。

次の日の朝、もう一度この屋台スポットへと足を運んでみました。


わおー綺麗に整備されていますねえ。屋台のスペースがちゃんと区切られて自転車置き場のように区切られています。今は屋台営業は福岡市に申請をして許可されたところだけが営業できるんだそうです。

いやあ、これまた驚き!

屋台でぼったくりに合うという不安は無くなりましたが、ここまで整備されるとなんだかもう、屋台のラーメンじゃあ無いみたいで…普通に店舗だよね。

一枚の写真にして、比較してみました。


そして、面白いことに整備されたことで営業は便利になっているみたいです。


なんと、電気と水道が完備されています。営業許可されたお店の名前が書かれていて、専用の電気メーターと水道の蛇口が地面から突き出していました。

ここに屋台を引っ張って来て、電気と水道を使って営業してるんですね。

なんだか、オートキャンプ場みたいな設備です。屋台はキャンピングカーみたい。そこで調理して食べられるテーブルと椅子があって…。

営業していない時は、別の駐車場で停められているわけです。

この光景、どっかで見たなあ〜


あ!基地だ…笑

というわけで、我が秘密基地はいつでも博多ラーメンを営業できるんだということが、判明しました。

設備だけだけどね。