地面を上げて床に合わせてみた。〜そうだ、基地を作ろう!(その11)

ずいぶんと掘り進めていくうちに、だんだん深くなってきました。斜面って意外にナナメになっているもんですねえ。こうやって掘り進めた断面を見るとよくわかります。

そこで、少し思いついたのですが、この段差がある方がHYMERくんから降りるときに、地続きになったように行き来しやすいんじゃないかと。

だって、HYMERくんはやっぱり車だからタイヤの分だけ上に浮いているわけです。フロアはタイヤの高さよりも上にある。


ということはですよ、隣接する地面とそれぐらいの段差がある方が良いんじゃないの?と思いついたわけです。

最初はオートキャンプ場みたいに全面フラットにしようと考えていたわけです。やっぱりまだまだ既成概念にとらわれすぎなんですかねえ〜。

常に新しい発想で考えていかなくちゃいけないなあと反省。


よし、じゃあそのアイデアで一回やってみよう!ってわけでどんどん掘っていきました。

その途中まで出来上がりがこちら。


近所でトラック一台分の砂利を買ってきて入れてもらいました。

「うん、良いんじゃね?」

「うん、いいねえ」

「このイメージに近づいてるねえ」


うんうん。いいぞお〜!

この段差があれば、洗車用の足場も不要になりますしね。

次に、地面の高さはどこに合わせようかという話になりました。

このスロープでHYMERくんはバックして入る予定なので、出入り口は南向きになります。つまり写真でいうと、土が山みたいになって積んである方向です。

その地面の高さをHYMERくんのどこに合わせるか。


「そりゃあ、Bのリビング床でしょ」

「一段下がったAの玄関でしょ」

ここで意見が割れました。どちらにしても地面からHYMERくんまでは橋をかけないと渡れないようになりますから、その橋の長さとどこに橋を置くかの論争が勃発したわけです。


この結論が出なければ、工事が進められなくなりました。この掘り返した土を使って、他の斜面も水平に均していく予定にしているんですが、その高さが決まらない…。

さあ!どうする!?

「靴を脱いだまま地面側と行き来できるようにするならBだよね」

「靴を脱ぐと言っても、地面を裸足で歩けないでしょう?」

「そうねえ。でもウッドデッキを作るのなら裸足でも歩けるでしょ」

「ウッドデッキ作って高さを合わせるなら、ウッドデッキの高さも計算に入れないと」

「あ、そっか」

よーし!というわけで、今回の工事はAでいこう!高さ50cmです。

さあ、あともう少し。