燻製を作ったよ〜これ、一度やってみたかったんだ〜

今から一年前のお話。燻製を作ってみたいと言い出したので、ダッチオーブンを使ってやってみようかと思ったものの、何やらニオイがついちゃってしばらく取れないというネット情報を読んだものだから、いったん身を引いて、及び腰になっていたところ、燻製専用の機器があるのを見つけて飛びついて購入したのでした。


ね?乗っけてるでしょ?近くにあるショッピングモールのスポーツオーソリティーっていうお店で買いました。ちょっと話がそれますが、このSports Authorityという会社は元々はアメリカの会社で、日本ではイオングループと共同でやってたわけです。ところが、本国の方がダメになっちゃって会社は無くなり、今は日本ではイオンの100%子会社なんですよ〜これ豆知識ね。


1.燻製ってどうやって作るの?


というわけで、今回やっと燻製やってみよう!という話になって、まあ初めてのことだしいきなり難しいものも出来ないなと、プロセスチーズやソーセージをちょこっと買って試運転。

「で?どうやって作るの?」

「知らない」

「…」

「…」

「読めやーい!」


まあ、こういうですねお肉に合うブレンドチップというのを買っておいたので、この箱の裏に書いてある説明を読んだところ、なんとも簡単。皿にチップを入れて下から火であぶるというだけのこと。焦げ付かないように網にオイルを塗るぐらいのことしか書いてない。

まあ、そういう簡単なものなのね。ようし、やってみよう!

「ザラメもついてるよ?これもいれるの?」

「まあ、付いてるんだから入れてみよう」

「量は…『ひとつかみ』って書いてあるけどどれぐらいかな」

「手の大きさにもよるよね」

「こんなもんかな?」

「少な!それはひとつみでしょ!」

とまあ、毎度の事ながらボケを入れながらなので、なかなか進みません。いちいちボケてくウザいキャンプです。また、一度誰かがボケたらどんどんボケを上乗せしてくるので余計に進みません。

そのへんにあった食材もぶつ切りにして入れてみました。



コンロの上に燻製器を置いて、中にチップの入った小皿を置きます。ほんとこんなので出来るのかなあ〜?


というわけで、初めての燻製は準備完了です?


2.このS字の金具は何?

なんとも気になる金具がついていました。どうやら食材をぶら下げるみたいです。箱の写真を見たら肉や魚がぶら下げてありました。

これは長いものを吊るすときにつかうものだな、というのはすぐにわかりましたし、それを吊るすには二段になっている金網は使わないから取り外しておくんだろうというのも、空気感として読めました。

でももう置いちゃったし。


「いやあ、これ。やるしかないでしょ!?」

「ってか、やりたいだけでしょ?」

「どう?これで?」

「あーいい!いーねー!」

「ここに吊るすの?」

「なわけないでしょ!?」


3.そして燻製が完成!


燻製というのは何時間もいぶすものかと思っていましたが、なんてことはない。数分で完成です。もはや香り付けと言ってもいい。魚や牛肉だったらもっと時間がかかるのかもしれませんが、野菜やチーズ、ソーセージなんてすぐみたいです。


フタを開けるとフワーッと煙が出てきます。

「おーっ!!いーねー!」

「いい感じに出来てるじゃん!」

とまあ、初めてにしちゃあ上出来でした。チップは焼け焦げてこんな感じに。


「わーこんなに固まってるわ〜」

「あ、そのためにザラメを入れたんじゃない?」

「あーなるほどぉーって、そんなわけなかろう!」

答えはここに書いてありました。


次はベーコンなんぞにも挑戦してみようかしら。もはやキャンプ場で燻すというだけで、ほとんど10日前ぐらいからじっくり用意しなきゃいけないんだけどね。それ、面倒だけど。

元祖熟成肉みたいなもんだな。

次の機会を乞うご期待。