関西空港の復旧具合やいかに?CEBU#02

さてさて海外企画の旅が始まりましたが、その前に関西空港へ行くわけですがやっぱり気になりますよね。あの貨物船ががっつり食い込んでいた橋脚がどのように修理されているのかなって気になりますよね?なに?気になりませ…はあ?なんですか?気になりますよね?気になるに決まってるでしょう?なにいこのお気になるって言ってんだろ?気にしろよお?

そうですか、気になりましたか。

阪神高速を走って湾岸沿いに南へと進んで行くと、関空連絡橋へと分岐します。

そりゃもう、当たり前の話で。

うん、確かに車でそのまま通れそうでした。

「あれ?いつもと何も変わんなくね?」

「ホントだ。いつも通りだねえ」

「まあ、船が突っ込んだのはもう少し先だから、先に行けば何かわかるかもしれないね」

そんなことを言いながらどんどん進んでいきます。

「あれ、何もないなあ」

「本当だ。もしかしてちゃんと全部修理しちゃったってことなのかな」

「まさか!来年までかかるってニュースで言ってたよ」

「おっ!?何か矢印が出てきたぞ?」

「本当だ。やっぱり何かるんだ」

「左に寄りなさいってさ」

「うんうん、これは片側通行になってるっぽいなあ」

「ほら、右側に寄ってきた」

「本当だ!対向車線に車がこっち向いて走ってきてる」

「壊れてない方の橋を使ってるんだね」

「どんどん右に寄って行くよお」

というわけで、関西空港は片側道路を対面交通にしてマイカー通行可に仕上げられていました。

しかし、いつのまに電車を飛び越えたのでしょう…橋の真ん中には電車が走っているはずなのに…

この建築工事をひと月足らずにやり遂げるなんて、なかなか凄腕の建設会社があったもんだ。

こうして無事、空港まで渡り終えることができたのでした。