新東名高速道路の藤枝PA(上り)フードコートが充実

今日はですねえ、穴場のパーキングエリア(PA)のお話です。

高速道路を走ると早く目的地に行こうとして頑張っちゃうわけで、トイレ休憩でもしない限りPAに寄ることは少ないですよね。

しかも、HYMERくんにはトイレもあるのでますますPAに寄らなくなっちゃいます。

特に、新東名高速道路を走る時は新しくてスピードにのりやすいので、ここで早く前に進もうとばかりに通過することが多いんです。

刈谷や足柄などの大きなSAなら入浴施設もあるので車中泊しようと停泊することもあるんですけど、それ以外のPAはなかなか行かない…。

ところが!

いやあ、最近出来たPAはなかなかチカラが入っています。設備が綺麗なのは当たり前ですが、ちょっとした公園なんかも整備されてたり、フードコートもいろいろ工夫が見られます。

その代表格じゃないでしょうか、こちら藤枝パーキングエリア。


まずもって、佇まい(たたずまい)からしてまったくパーキングエリアらしくありません。

これをご覧ください。


おい〜どうした?こんな雰囲気を醸し出してくるなんて。

あとで知ったことですが、東海道五拾三次の22番目の宿場町「藤枝宿」があったんですね。だから宿場町のイメージでデザインされているみたい。

「むむー。なかなか良い宿ではないか」

「お殿様お着きでございます〜」

そして、建物の中もその雰囲気を引き継いでいて、フードコートには珍しくお座敷スペースもありました。大家族やグループ利用でとても楽しめそうな空間です。


そして、藤枝名物朝ラーメンというのもありました。雪で身体が冷えていたのもあって、ラーメンを食べました。とても美味しかったです。

パーキングエリアで食べるラーメンってあまり期待していないんですが、藤枝名物というだけあります。スッキリと美味しいです。


新鮮な3種類のマグロを使った丼もあり、フードコートのお料理も充実していましたねえ。

平日の夜ということもあってか、トラックの運転手さんがたくさん食事されていましたが、そのメニューが全員、唐揚げ定食だったのでそれも気になりましたが…。

新東名はまだ交通量も少なめですし、藤枝PAは乗用車用の駐車場がトラックと離れて作られているので、車中泊にもピッタリじゃないでしょうか。ペットと散歩する公園スペースもありました。

サッカー王国である静岡県で、藤枝ブルックス(現:アビスパ福岡)というチームもありました。高校サッカーでも強豪校がひしめく地域ですよね。

江戸時代は田中藩として近くに田中城の跡地もあるそうで。先日の沼津といい藤枝といい、静岡県はなかなか歴史のある興味深い地域ですよね。


また新しい企画モノの予感が…。