北京に到着。中国版UBER「滴滴出行」はとっても便利そう!

着きました!北京空港です。ここ数年の中国のイメージが悪くなったからでしょうか、日本人観光客の少なさに驚きです。ANAに乗っているのに機内はほとんどが中国人でした。もう機内から完全アウェイの雰囲気。

飛行機から降り立つと心配していた天候も豪雨は過ぎ去っていて、曇りでむしろ暑過ぎず、快適な感じ。

いやー北京空港はとにかく広い。

建物の大きさも世界一かもしれないけど、空港面積も遠くに飛行機が小さく見える広さです。

さっそく入国手続きの列に並んで、シャトルに乗って空港の出口へと向かいます。出口ではドライバーさんが待っていてくれるはず…。

5年前にはまだ普及していなかったのですが、いま中国ではuberのようなサービスがあって(「滴滴出行」という名前らしい)これを友人が手配してくれていました。


これがとんでもなく便利でした。もう専門でこれを仕事としてやっている人もいて、若い人がきちんとした身なりで、しかも比較的新くて乗り心地の良い車に乗せて行ってくれます。

一方、昔ながらのタクシーは中年のおじさんでだらしない服装をした人ばかり。許可証のあるタクシーだとはいえ、中には日本人だからと高い値段をふっかける運転手もいるんだとか。ホテルでタクシーに乗って行く時、あるいはタクシーを降りた時に、ホテルのドアマンがタクシーのナンバーを控えたメモを手渡してくれるぐらいですから、そういった事件が減らないのでしょう。


待ってくれているその運転手さんは、友人がいつも北京で使っているご贔屓の運転手さんらしく、単なるタクシーというよりも、仕事仲間のレベルまでお付き合いがあるようでした。

これもタクシーとは少し違うところですよね。ネットでつながっているからこそ、信頼関係も継続しやすい。リピーターも出来る。タクシー会社にピンハネされない分を値段に反映し収入もあげられる。

世の中どんどん変わっていきますね。日本では当然のようにタクシー業界が大反対していて導入が遅れています。共産党独裁国家と揶揄される社会主義国よりも、民主主義の国の方がそういう既得権に対して優しいのではないでしょうか。なんとも自由社会の名がすたる…。

運転手さんは、地下の駐車場に車を停めて、国際線到着出口まで迎えに来てくれていました。プラカードを出してすぐに見つけられるようにしてくれていたので、すぐ発見!

まったく日本語も英語もわからない中国語オンリーの運転手さんですが、ホテルまで連れていってくれました。


さあ、明日から少し旅の企画が始まります。北京ウォーカーの旅です。

そういうわけで明日は朝も早いし、今日はもう飛行機の遅れた疲れもあって、バタンキューで寝てしまいました。うたた寝したらあっという間に夜になり、もう一度眠りに…おやすみなさい〜