さあ、歩きましょう!その2つ目の目的地、頤和園へ!

北京ウォーカーの2つ目の目的地は頤和園です。

これまたとんでもなく広い…西太后の別荘地として作られたんだそうで、池が桃の形になっている人工池なんだそうです。その掘った土で山を作ってその上に御堂を建てるという気合の入った別荘地。

その広さは…290ヘクタール…東京ドーム62個分に相当するそうで。


チケットを購入。

中国人だって行列でちゃんと並びます。入ってちょっと歩けばその人工池。その奥に見えるのが掘った土を積み上げた高さ50メートルの人口山です。


なんともすごいスケールであります。


このメチャクチャ広い池を左手に見ながら、少しづつ人口山の正面に。

写真の手前にある、人が座っている屋根の下は、渡り廊下のようになっています。この屋根付きの通路は、雨に濡れないでここまでたどり着けるように作られたものだとか。

さっき遠くに見えていた山の上の建物がやっと正面に見えて来ました。
ということはまだ半分しか歩いていません。

「この山を登りますか?」
「いえ…もう充分です…」

万里の長城で足が疲れていた私たちは、ガイドさんの提案に丁重にお断りしました。

実は、頤和園の東の端から西の端へと池沿いに歩いている理由は…まあ、正門が東の端だというのもあるのですが、見たかったところがあったからです。

それが、

石でできた船…の形をした宴会場なのですが。
よくパンフレットなどで見ていたので、船が浮かんでいるのか置いてあるのか、中はどうなっているのか興味があったのです。

ガイドさんに聞くと、もちろん石で作られて置いてあるだけですし、船のデザインをしているだけだそうです。中で宴会が執り行われたりした場所なんだそうで、残念ながら中には入れませんでした。


中はとても豪華に飾り付けられていらようですね。遠くから見てもその痕跡が伺えました。ボートに乗って近くから見ようとしている人たちもいました。あーその手があったか!

やっと頤和園を西の端の出口まで歩いて脱出することが出来ました。

もう、すでにこの時点で脚がパンパンになっています。

こりゃ明日は筋肉痛かな…