さあ、この企画のメインイベント、北京ウォーカーの始まりです。とはいえこの広い北京を歩いて回るなんて無茶なことは申しません。
まず始めに歩くのは…歩くというより登ると言った方がふさわしい、
「万里の長城」です。
北京から北西方向へ高速道路の6号線に乗って行くと、約2時間ぐらいで到着するのですが、この日は事故渋滞もありもう少し時間がかかりました。高速6号線で行く万里の長城には実は3種類あるのだそうで、北京市内に近い方から、居庸関、水関、八達嶺です。
1つ目の、居庸関をくぐり抜けて先へと進みます。
3つのうち、最も遠くの八達嶺が一番人気なんだそうです。ガイドさんの話によると、なんでも毛沢東がこの八達嶺の長城を登らない者は漢ではないという名言を言ったんだそうで。
その日は休日だったのでふもとの駐車場から黄緑いろの送迎バスに乗り換えて登り口まで行かねばならず、ちょっと面倒なかんじ。
それもそのはず…登り口はものすごい人波でした。
入り口から向かって右側が女坂といってなだらかな坂道、左側が男坂といって急な坂道。どちらにしますか?
女坂は人気がありすごい人ごみだったので、男坂を選択しました。するとガイドさんいわく
「たぶん、頂上まで登れないですよ。まあ8合目かな。日頃、運動してます?」
「いえ…運動不足です…」
「じゃあ、4合目までね」
なんともまあ、バカにされるじゃあないですか。
これが女坂です。
ところがやっぱり実際に男坂を登ってみるとその急激な坂道は想像を絶する絶壁ぶり。
「これを今から登るの???ヒエー!」
これが男坂です。
もう最後の方は手をついて四つ足で登らないと進まないほど大変な坂道でした。後ろを振り返って上から見下ろすとこんな感じに見えます。急すぎてもう、登って来た道も見えません。
疲れたよ〜
ゼイゼイ…
でもなんとか8合目までは到達しました。そうか…このよつんばいで登って疲れがピークに達してその先へ行くのをみんな諦めちゃうのね…。その気持ち…わかるわ。
景色は最高でした。
8合目の砦の下の広場に石碑が。
これが、毛沢東の言葉ですね。この字体は直筆だそうです。
不倒長城非好漢
「長城に至らずんば好漢にあらず」(長城に登らないと男じゃない)
んー…それ程のもんでも…
こんなのもあるよ
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