そうそう、途中に食した「ホルモン焼きうどん」を語らずにはおれぬ。

なかなか美味しいものを見つけたってことを伝えずにはおられまい。

出雲大社へ行く途中にお腹が空いたので何か食べようという話に。いまどきはどんな知らない土地でも何かと美味しいものがボタン1つで見つかるもので。

「腹減ったなあー」

「ホルモン焼きうどんだって」

「おお!?あのB-1グランプリの?」

「うん、この近く…次のインターで降りてすぐ」

「ようし、じゃあ行ってみよ〜」

「それ、腹減ってるから何でもいいんでしょ?」

「はい〜おっしゃるとおりで〜」

「軽いなコイツ」

というわけでやって来ましたものの、まだ開店してすぐの時間帯。平日でお客さんも少なく今日の営業はカウンターのみという。

ところが、そのカウンターというのがデッカい。畳1畳分はあろうかという鉄板を囲むカウンター。もはやテーブルと言って良い姿でした。

「どうします?」

「あ、持って帰ります」

テイクアウトでお願いしました。


いやーこのテイクアウトを見ると美味しそうに見えない…。

秘伝のたれをかけて食べるんだそうで。濃すぎて辛くならないようにザッとかけたらうす味だった。全部かけ直して食べると、これがまた美味い!

この見た目からは想像できない美味しさです!

このタレの威力なのか。少し辛味がきいていて、ホルモン焼肉とは全く違う味付けでした。うどんも柔らかいのであまり食感を主張せず、タレの味を吸って茶色に染まる感じ。

意外にも美味しいものと巡り合って満足でした。

ホルモンが新鮮だから美味しいんだろうね。これもまた来ようと思う逸品です。こんどは鉄板で焼きながら食べて、ビールと一緒にだな。