夏の夕立~その時 タープは…

梅雨明け間近の初夏には、夏の兆しで夕立がやってきます。

夕方のディナー前に振り出す突然の強雨は、テントよりも構造的に弱いタープを直撃して来るのです。
その回避策がこちらです。

タープをそのままにしていると、水が中央に溜まっていつか重さに耐えかねて倒れるか破れるかしますから、水の逃げ道を作ってあげる必要があります。
逃げ道はもっとも流しやすい場所でよく、基本的には真ん中が良いですね。
タープを山型に三角屋根のように立てているのなら最初から問題はないですが、日陰の面積を最大に確保したい張り方だと、このようなやり方で逃がしてやらなきゃです。
タープの中央部分にポールを立てて押し上げ、雨水を四方に流す方法もありますが、雨脚が収まった時にしないと、やはり水の溜まりが出来てしまい、負荷が掛かります。
元の姿はこのように3本のポールを立てていました。ヒルバーグ タープの美しい形が出ています。
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この真ん中のポールを外して、ガイラインを引けば、

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こうなります。

これで突然の雨にも風さえなければ十分耐えられますよ。
強風の場合は、タープが破損しないように畳んだ方が良いですね。風圧を舐めちゃあいけません。ポールなんて簡単にへし折っちゃいますから。