太宰府天満宮(日本縦断〜その64)

九州の最後の訪問地に、太宰府天満宮を選びます。ここは学問の神様である菅原道真公をお祀りしているところですね。とても有名で、誰もが一度は聞いたことのあるのに、あまりどういう歴史なのかよくわかっていませんでした。

これは良い機会ですので、博物館もあるとのことですから、勉強がてらにお参りにいくことにします。

駐車場は、少し離れたところにあります。太宰府駅からさらに西側です。

そこから東へと参道を歩いていきます。

修学旅行かなという学生さんがたくさん歩いています。やはり、学問の神様なんですねえ。合格鉢巻などたくさんお土産で売られていました。

突き当たりで左へと曲がり北向きに歩きます。

つまり、神殿は常に南向きにあるわけですね。

いくつか橋を渡って、

奥へと進んでいきます。

ここで、学問の上達についてお祈りします。

天満宮というのは、日本中に12000社あるらしく、その総本宮がこの太宰府天満宮なんだとか。

そしてその天満宮はすべて天神様をお祀りしていて、それがすべて菅原道真公だというなんともとんでもなく不思議なお話なのでした。大人気じゃん。そしてここ太宰府天満宮が道真公が亡くなられた場所なんだって。

どうしてそれほどまでに道真さんは人気なのか、博物館で人物像を教えてもらおうと入っていきました。

詳しいことは省略しますが、まあ生まれた時からめちゃくちゃ頭が良かったということですね。若くして順風満帆の出世をしていくものの、それを妬んだ者たちにはめられて、左遷されるという不幸な運命に。

その最後の左遷先がここ太宰府だったというわけです。

そして亡くなったあとに、タタリを恐れて、京都の北野天満宮やこの太宰府天満宮を建てたと。

そんなお話があったとは知りませんでした。というか、けっこう不幸な人生を送った人だったんですねえ。


歴史の勉強をしたところで、今日はこれから九州脱出です。

高速道路に乗って関門海峡に向かいました。

九州最後のめかりパーキングエリアで日没シーンに出会いました。とても綺麗です。