聖ベアトゥス鍾乳洞(St. Beatus-Holen)

インターラーケンに行くのかと思いきや、その手前のトゥーンという街で電車を降りた私たち、さっそく大事なことの気づきます。

スイストラベルパスで旅行するのに必ず必要なもの。

あ、充電器忘れた

iPhoneのワレットに電子チケットで保存している私たちにとって、それが電池切れで見せられないということになれば、それはもはや無賃乗車と同じ。

もちろん、紙のチケットも印刷して持っては来ていますが、部屋に置いてきています。なにしろ朝の散歩のつもりですぐ帰ると思って出かけたために、油断してました。

電車の中で充電できるし

充電ケーブルだけでも買っておこう

トゥーンの駅前の売店でUSB充電ケーブルを購入。あとはUSB充電さえ出来るところが見つかれば…

電車の中はたいてい充電出来るようにコンセントがあるのですが、あのヨーロッパ特有のブタの鼻みたいな2穴のソケットです。USBまで用意されているケースはほとんどありません。

バスに乗ってもUSB差し込み口は見当たりません。

どこかカフェとかならあるかなあ

着いたよ〜!

と言われて降りたった場所はなんと、

え?何ですかこれ?崖ですか?

登るよ〜

いやちょっと待て。聞いてない。

え?言ったじゃん洞窟だよって

洞窟!?

なんと、連れて来られたのは鍾乳洞だったのです。

この急な崖を登ってその先にこの岩場の中へと潜り込んでいく洞窟探検。

いやーマジで勘弁してくれい。

充電器の心配をしている間に、こんな展開になっているとは。

この洞窟って、どこまで続くんだろうというぐらいに距離にして1キロは歩いたと思うのですが、さすがにこの歩いてきた道をまた戻るとかそんなショックなことは無いよね、きっとこの先にまた地表に出られて、そこからロープウェイで帰るとか、まあ、妥協して山道を歩いて帰るとか、そういうことだよね。

ほら、やっぱり観光地だからさ、そういう素敵な展開が待っているよね?まさかとは思うけどさ、このさきに行き止まりとか書いてあって、そこで引き返すとか、そんな悲しいことは起きないよね!?