チューリッヒの街並みと国立博物館

スイスの各都市の中で経済的に発展しているはずのチューリッヒなのですが、これほどまでに美しい街があるのかと驚かされています。まず、なんと言っても川の水が綺麗で透明なんです。

もう、信じられない透明度です。そりゃ白鳥さんも輝くように白いはずだわ。まったく汚れることが無いでしょう。雪山から流れて来た雪解け水を蓄えた湖に面した街だからでしょうか。

ここは、チューリッヒの中でも旧市街地と言われているところです。このリマト川の東西の岸に広がる建物が街の古さを表していて、観光名所にもなっています。

もう、ヨーロッパの石作りの建物には見飽きるぐらい見てきていますから、驚きは無いと言ってしまえばそれまでなんですが、わからないのはこれだけ人口が増えているのに、どうしてこんなに綺麗な川を維持できているのか…不思議でなりませんね。

スイストラベルパスでバスもトラムも乗り放題なので、いろいろと見物に行きますよお〜

まずはフラウミュンスターです。

ここから先ほどの綺麗な川を渡って対岸にあるのが大聖堂ですね。

そこから少し北に進んでいって、対岸を見上げるとリンデンホフの丘が見えます。

いやー都市の見本のようなチューリッヒですよ。

というわけで、お腹も空いてきたので近くでお昼ご飯に。予約は13時だったのですが、もう腹ペコすぎて先に来ちゃいました。

トラムに乗って驚いたのは、ドアが開くだけでなく、足元のステップまでドアと一体化しているところです。これでプラットフォームとトラムとの隙間を埋めてつまづき防止になっているようでした。

スイス旅の疲れをとる4日間なのでゆっくり行動で、このまま家に帰って近くのスーパーでお買い物をして、この旅の最初の自炊に!やっとおうちごはんを食べられて大満足!そのままソファで寝転んでDisney+で映画見て…というつかの間の日本での日常生活に戻ります。


そして翌日。チューリッヒに来たらとりあえず行ってみたいと思っていたところの最初の場所が、チューリッヒ駅の北東側にある博物館です。

これはねえ、もう行かなきゃわかんない素晴らしさでした。もちろんスイストラベルパスを見せれば無料で入場できます。

古い文化と新しい技術が融合された展示に、圧倒されました。新館の斬新でデザイン性の高い展示が終わると、旧館のスイスの歴史的な生活文化が展示されて、その広さと情報量に圧倒されますね。石器時代からの展示をされても、普通ならよくわかんないですが、それを解説する仕掛けも巧妙です。

大満足のチューリッヒ国立博物館です。