豪華絢爛のグランドエクシブ鳴門と漁協直営のさかな市

何が良いもので何が美味いものかなんて、点数つけて評価基準が決まるってことはなくて、最後の最後は自分の好き嫌いだけなんだなぁと思う今日この頃。しかもその好き嫌いも、日によって変わっちゃう移り気な私には、結局は何でもいいじゃんってなっちゃう。

今日はそんなお話。

グランドエクシブ鳴門に泊まる機会がありまして。ゴルフ場の中にある豪華絢爛なリゾートホテルです。それはもう宮廷のようなデザインで、装飾品もキラキラでした。

入り口前の車寄せはロータリーになっていて、まるで庭園のよう。


中の様子がわからない玄関ドア。会員制リゾートだから開放感がない方がいいってことなんだろな。


綺麗に飾られていました。

石垣づくりのような外観中に宮殿風の内装…若干、バブル期の香りが…。


多くのオーナーさんがお泊りになられているようでした。ちょうどBASE CAMP構想を思い付いたところだったので、いろいろとイメージを広げられるかなと思っていたのですが、少し方向性が違うのかなと思ってしまいました。

なんでしょう…完成されすぎているって感じです。

もちろん、これはもうお姫様気分や王様気分を味わうには最高ですよ!

優雅なフロントでホットコーヒーを頂いて、夕暮れ時の抜群の景色(ナイスビュー)を眺めて、「はあ…素敵なところね」などとつぶやいたりするのもタマには良いもんです。


でも、結局はいっときのことで、あくまでも借り物でしかなくて。ましてヨーロッパ調建築といっても日本で作ったらニセモノな訳で…。うーん…。

自分の基地を作るときにはどうしようかと考え込んでしまう。

例えば、英国に行ったときにコッツウォルズ地方の風景を見てとても憧れたことがあるんです。もう本当にメルヘンなんだけど、いいなあ〜って。


たぶん、自然との共存っていうのが好きなんだろうな。人工的ではない感じ(といっても、人が作る限り人工なんだけどね)

「今日の夜は食事どうする?」

「そうだねえ、やっぱり魚料理がいいよねえ」

「近くに良いところがないかフロントで聞いてみるわ」

というわけで、教えてもらいました。


「びんびや」も有名なんですが、前に一度行ったことがあるので、違うところにしよ〜ということで、さかな市さんにやって来ました。

でもですね、やっぱり一番は前にもお話した「ぴんぴんや ゆたか丸」ですよね〜。ワカメ味噌汁だけでも「びんびや」の勝ちかな。やっぱりびんびやにすれば良かったか…。

でもやっぱりいいな、この店づくり。簡単な建物ですだれやビニールカーテンで区切っているだけの、海の家みたいな。こういうのに風情を感じちゃうんですよねえ。店に入っちゃうんですよねえ。漁港の近くでやってる食堂って感じ。

どうですか!エクシブ鳴門とのこのギャップ!

なのに、この「さかな市」の方に親近感や安心感があるんですよねえ。