台風の影響は…?大丈夫でした?あ、そうですか、じゃ予約お願いします

さあ、キャンプは中止になったものの、途中で帰るわけにもいきません。テント泊は無理でもそもそもお宿はあるわけで。むしろ台風が来たから予約もキャンセルしている人だっているだろうという計算がはたらくのです。

台風が過ぎ去りさえすれば普通は晴れ間が広がるもので、すこぶる快晴になる時だってある。

「は、大丈夫ですよ。じゃあお取りしておきますね」

とまあ、簡単に宿の予約が取れました。よーしじゃあ行こう〜


おーこりゃどうだ。すげー迫力じゃん!すかっと高速道路をぶっ飛ばして寄り道しながら約4時間。到着しましたよー出雲の国へ。

一度は来てみたかったんだよねえ。神話の国「出雲」

そして、目的地の出雲大社です。


うーむこれは良い眺め。奥の方に見えるのが本殿ですね。本殿を後ろから見るとこんな感じ。


雲が怖え〜

気を取り直してもう一度。


こんな感じでした。まあ、特に深い宗教心があるわけでもない、というより全く無いのに、なんとなく神社でお賽銭投げてお祈りしてしまうという、雰囲気に流されやすい人種である我々は、何も分からず手を合わせました。

二回礼をして、四回手を打ち、一礼するという少し打つ手が多いのが出雲大社の特徴なんだそうな。

そういえばこの記事が公開される今日は10月1日。つまりは神無月ですね。日本中の神様がここ出雲へ集まるということらしい。それで神がいないので神無月。とすると出雲では神無月という呼び名はおかしいというわけで、神在月というんだそうな。

不思議なこともあるもんだなあ。

神様が集まって会議するっていうのもなんだか、神様って集まる必要あるのかしらん?そういう物理的な移動をともなうものなのかしらん?などというゲスなお話はさておき、絵馬を書きましょう。

なんて書こうかしらー


初めてのことだもんね。面白そう!


やだ恥ずかしい!見ないでよ〜


「いいこと書いてんじゃん!やるねえ」

「では、疲れたことだし今日はお宿へと向かってゆっくりしましょ〜」

「そうだそうだ〜キャンプ疲れを癒そう〜」

「キャンプして疲れてどうすんのよ。キャンプは苦行か!」

「それに近いもんあるっしょ」

「うーむ。そう言われてみるとたしかにな…けして楽では無い…」

久しぶりの旅館を堪能する身体の準備は出来ているのであった。