とにかくオランダはどこへ行ってもおしゃれなデザインで彩られています。古い町並みも良いのですが、デン・ハーグはどちらかというと新しいものも受け入れている都市という感じ。
日本で例えると、アムステルダムが京都っぽい歴史ある観光地だとすると、デン・ハーグはもう少し現実的な暮らしを考えた神戸のようなイメージ。
駅の天井がこれだけデザインされていると、掃除が大変だなあと思ってしまう。けれど、掃除の手間なんて考えてないんだろうなあ。
さて、それではこれからデン・ハーグの街に出て、これから4日間お世話になるお家に行きましょう!
歩くよ!
えーっ!?タクシーじゃないの?
街の景色を楽しみながら歩くの!
というわけで、私たちは家まで歩いて行くことになりました。まあ、10分ぐらいだというし、今日から少し涼しくなったので、歩くのにはちょうど良いかも。
途中で、道の上に世界中のコインが埋め込まれているところを発見。
何だろう?
その時はよくわからなかったのですが、
あとから全体像で見てみると何かの模様であることがわかります。
お店の宣伝だったのかあ
とても綺麗な町並みですが、
次の日の朝にはこんな感じでした。
デン・ハーグの街はさすがに日本人観光客は多くありません。とても住みやすそうな街です。
さあ、到着しました。これがこれからお世話になる家です。民泊チャレンジ第1号!
って、このお店じゃありませんよ。このお店の上にある2階から4階部分の3フロアです。入り口はこの真ん中にある小さな扉。
ところが、なかなか鍵が開かない。どうやって開けるのかわからずガチャガチャやっていること数分。すると、隣のお店の人が助けてくれて、鍵を回したまま少し引いてからグッと押す、ということを教えてくれました。
そんなこと、わかるかい!
ところが、その鍵の開け方は、これから先すべての民泊で当たり前の仕組みだったのです。というよりも、ヨーロッパの家の鍵はすべてそうなっているみたい。
普通の家もオートロックなんですね。これは鍵を持って出るのを忘れないようにしなくちゃ。
いきなり民泊チャレンジ初日に野宿することになるのかと焦りましたが、なんとか家に入ることはできました。
しかし次の苦難が待ち受けていました。
階段!!!
この階段を20kgを超える重いスーツケースを3つ持って上がると言う苦行…汗だくです。
さて、その階段を上がって最初の階はキッチンとダイニングです。
キッチンには食洗機もカトラリーも完備。
さっそくコメを炊きました。
そして、こんなおしゃれなダイニングも…
もはや荷物置き場となってしまうのでした。
だってこれ以上、上の階にトランク持って上がるのやだもん
さて、そのさらに上の階にあがるとリビングです。ちょうど夏休みの宿題をする学習机になりました。
テレビを見るにはこの部屋しかありません。
そしてもうひとつさらに上がると…
ようやくベッドルームが2部屋。
とても古い建物ですが、中は綺麗に掃除されていますし、内装も手入れがされています。この街の人たちの暮らしを味わうのにはピッタリな感じ。
とにかく暑くて汗をかいたので、洗濯乾燥機が完備されているのがとても助かりました。お風呂はバスタブは無くシャワールームだけですが、それもヨーロッパの暮らしですよね。
さあ、これからデン・ハーグの旅がスタートです。