道の駅「天童温泉」

山形へ行ってみようというのは決まっていたものの、さて何処へ行くかは何も考えちゃあいないわけです。だいたい行くところは地図を見ながら考える。

残念ながら、蔵王で食事をしようと思っていたのだけれど、しゃぶしゃぶのお店がお休みだったので、しかたなく次の場所へ移動することに。

「この近くに天童っていうところがあるんだけどさ、将棋の駒で有名なところだよね」

「んーまあ、じゃあ、行ってみるか」

行ってみれば、何かしらあるでしょ。そんなお気軽な感じ。それでもこの日本の国はその期待を裏切らない。

まず、山形県を南北に貫く東北中央自動車道が整備されていました。これも今年の3月に開通したとのこと。今回の旅は新しい高速道路を走る機会が多いです。

蔵王の山を西に降って、山形中央インターチェンジから天童まで北上しました。

そしてやっぱり、天童の地も裏切らない場所でした。私たちが来るのを待ち受けるかのように「道の駅 天童温泉」がありました。

すごい迫力ですよね。やっぱり地方にある公園や道の駅って良いなあ。広くて。都会ではこの規模の公園は考えられない。もっと地方へと分散して住むことができれば良いのになあ。

そうすれば、みんな余裕のある暮らしができるというのに。

さすがは将棋の町。公園のいたるところに将棋の駒のデザインが。

将棋の好きな人にはたまらないでしょうなあ。

大型車も停められるスペースがたくさんあって、この道の駅は公園としても使えるすごいところでした。天童温泉というのは足湯があるだけでしたが、近くの温泉旅館では日帰り温泉もやっているそう。

「うーん…それは行くしかあるまい…」

3度のメシより温泉三昧。